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アブラツツジ 油躑躅 ツツジ科 ドウダンツツジ属 |
中部以北の本州に分布し,山地に生育する落葉低木。丈は3mほど。 葉は枝先に集まってつき,輪生状になる。葉の形は楕円形または倒卵形で基部はくさび 形。裏面に油を塗ったような光沢があり,これが名前の由来となった。 花は,枝先に総状の花序を出し,5〜13個ほどの白い壺状の花を下垂する。実は約3 mmの球形のさく果で果柄は曲がらずに枝垂れる。 紅葉がきれいなのもアブラツツジの特徴。 家庭の垣根などになる ドウダンツツジ によく似ているが,花の付き方が異なるので区別できる。ドウダンツツジでは花柄が1カ 所から房状に出るが,アブラツツジでは,花柄枝分かれして垂れ下がる。 |
2008.11.23 古賀志山 2006.12.03 古賀志山 |