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アキノウナギツカミ
秋の鰻掴
タデ科 イヌタデ属

 北海道から九州,朝鮮・中国・シベリアなどに分布する1年草。沼沢地,湖岸,放棄水 田などの水湿地に生育する。
 茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄,中脈の下半分にかけては鋭い曲がっ た棘があり,他の植物に引っかかって 生育する。
 葉は細長い長被針形で基部はやじり形となり,茎を抱く。
 花は茎の先端あるいは葉腋から枝分かれした枝の先端に付き,いくつかの花序をつける。 花は上部が淡紅色を帯びる。花期は7月から10月。
 名前は,この棘のある茎ならば, ウナギ でもつかめるということで付いた。




 2017.09.04 戦場ヶ原