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バイカモ 梅花藻 キンポウゲ科 キンポウゲ属 |
本州,北海道に分布し,平地から山地の流れなど,清らかな流水の中に生育する多年草。
流れに沿って茎を伸ばし,長さは1〜2m。 葉は水に沈み,3〜4回細かく裂けて糸状になり,全体では房状になる。 花期は6〜9月で,花は,葉の基部から花茎を水上に伸ばし,直径10〜15mmの白い 花を1個つける。流れの速いところでは水中で開花している。 花びらは5枚で,花が ウメ に似ていることからこの名前がついた。 きれいな流れの中にしか育たず,水質の指標にもなる。 絶滅危惧IB類 この写真を撮った光徳沼は,最近,水量が減り,バイカモの群落も小さくなった。奥日 光では,光徳沼以外では湯川に生育している姿を青木橋から見ることが出来る。 キンポウゲ属には有毒のものが多いが,この種類は山菜として利用でき,モズクのよう にして食べる。 2009.08.23 光徳沼 2008.06.07 戦場ヶ原湯川 2011.08.28 光徳沼 |