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ゲンノショウコ
現ノ証拠
フウロソウ科 フウロソウ属

 ほぼ全国に分布し,草地や道ばた,土手などに生育する多年草。丈は30〜60cmで, 葉は対生し,3〜5深裂する。
 葉面には紫黒色の斑点があり,裏面脈上には下向きの毛がある。
 茎の下部は地面を這い,上部が立ち上がる。
 花は,枝先や葉の脇から出る柄に,2個ずつつく。色は,白色から淡紅色だが,濃淡い ろいろあり,濃い色の線が入る。大きさは10〜15mm。
 古くから,下痢止めや腹痛の薬として使われ,飲めばすぐに効き目が現れると言う意味 でこの名前がついた。
  実がはじけた後の形が御輿の屋根に似ることから ミコシバナ の別名がある。
  ハクサンフウロの花に似るが,より小型で色は薄い。


 2011.08.10 戦場ヶ原


 2003.09.14 戦場ヶ原