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ハクサンシャジン 白山沙参 キキョウ科 ツリガネニンジン属 |
中部以北の本州と北海道に分布し,高山の草地などに生育する多年草。 低地に生える ツリガネニンジン の高山型で, タカネツリガネニンジン という別名もある。 丈は30〜50cmで,卵状披針形の葉が3〜5枚輪生する。茎の先が枝に分かれ数個の 花が下向きにつく。 花期は7〜8月で,花は,数個ずつ輪生するため,段々につく。花びらは釣鐘形で,先 が5つに裂ける。花の大きさは15mm程度。 シャジン とは, ツリガネニンジン類 の漢名 母種の ツリガネニンジン よりも全体に小型で,花柄が短く,花が密につく。地域変異が大きく,花の色に濃淡があ る。白花は, シロバナハクサンシャジン という。 2009.08.19 月山 2013.08.19 八方 2009.08.17 鳥海山 |