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ハヤチネウスユキソウ
早池峰薄雪草
キク科 ウスユキソウ属

 早池峰山の特産種。高山の,他の植物が生育できにくい蛇紋岩地帯に生育する多年草。 茎の高さは10〜20cm。
 白い花びらに見えるのは,頭花を囲む苞葉で,その星形に開いた形はライオン(Leon)の 足(podium)に見立てられ,ウスユキソウ属の学名の由来になっている。
 葉は根生で,花茎につく茎葉は互生する。花は茎の先端に4〜10個つき,その周囲を 5〜15枚の苞葉が囲む。
 日本の ウスユキソウ の中では, ヨーロッパアルプス エーデルワイス に最もよく似ているという。
 絶滅危惧IB類















 2008,06,29  早池峰山