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ヒメウスユキソウ 姫薄雪草 コマウスユキソウ 駒薄雪草 キク科 ウスユキソウ属 |
本州中央アルプスの特産種で,高山の花こう岩地の岩礫地や岩棚に生育する。日本に生
育する
ウスユキソウ
の仲間ではでは最も小さい。 木曽駒ヶ岳に多いので,紛らわしい呼び名を避けて, コマウスユキソウ と呼ぶこともある。 茎の高さは4〜5cmで,茎の先に花を2〜3個つける。花びらに見えるのは苞葉で,6 〜10枚の苞葉が頭花を囲む。苞葉も短く,直径は2〜3cmで,両面が短い毛に覆われている。 2009年8月, 宝剣岳 から 木曽駒ヶ岳 に登った。悪天候のため,駒ヶ岳には登頂出来なかったが,たくさんの珍しい植物に出会 うことが出来た。 宝剣岳の岩の間で見つけたこの ヒメウスユキソウ は,小さく弱々しく,かろうじて命をつないでいるような状態だった。 準絶滅危惧種 2009.08.06 宝剣岳 |