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ホソバトリカブト 細葉鳥兜 キンポウゲ科 トリカブト属 |
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谷川山系，利根川源流部，野反，日光白根山，北アルプス北部，八ガ岳，南アルプスな
ど，中部以北の本州に分布し，亜高山帯〜高山帯の林や草地に生育する多年草。茎は直立し，茎の高
さは４０〜１００cm。 葉身は長さ，幅とも５〜１３�僂脳�さく，ほとんど基部まで掌状に３〜５裂し裂片はさ らに２〜３裂し，終裂片葉は幅２．５�仞茲論蹐襦７圓砲聾濱犬垢襦� 花期は８月で，花は，茎の先と葉の腋から出た総状花序に散房状につく。花序には開出 毛が密生する点でヤマトリカブトから区別される。花びら(がく片)は５枚で，花の大きさは３〜４cm。 毒草として知られており，名前は，花の形を，舞楽のときにかぶる烏兜にみたてたもの。 トリカブトの仲間は多く，正確な同定は難しい。 白根山周辺では，鹿の食害により他の多くの草本と共にその数を激減させている。今で は草丈３０cm位で２〜３花をつけて開花している貧弱な株を僅かに見るだけである。しかし、白根山 の群馬県側の弥陀ヶ池周辺に設置した防鹿柵内には多数の大型株が復活してきており，鹿の個体群密 度を大幅に下げれば，まだ本種の個体群維持は可能である。 準絶滅危惧(Cランク)栃木県  2003.08.22 八ヶ岳  2005.08.04 大雪山黒岳 (ダイセツトリカブト？)  2007.09,09 浅間山  2010.08.29 戦場ヶ原 |