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イチリンソウ 一輪草 キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
本州〜九州に分布し,山野の落葉広葉樹林の下や林縁などに生育する多年草。
茎の高さは15〜25cmで,花茎の先端に白い花を1つつける。 花の大きさは4cm程度で,花弁はなく,がく片が花弁状で内側は白く,外側は淡紅紫色 を帯びる。がく片の数は5〜7枚。雌しべは多数で,葯は黄白色。 葉は,1〜2回3出複葉で細かく切れ込み,輪生する。 春,林床や草地などで白い花を咲かせる。イチゲの仲間と同じように,1本の茎に1個 の花をつけるが,花びらに見えるがく片の数は少ない。 ニリンソウ に比べ,葉は薄く繊細だ。 2002.06.08 那須 三斗小屋 2014.06.27 尾瀬 2015.07.02 尾瀬 |