閉じる
イワオトギリ
岩弟切
オトギリソウ科 オトギリソウ属

 中部以北の本州に分布し,亜高山〜高山の砂礫地,草地に生育する。
 イワオトギリは,北海道に分布する ハイオトギリ の変種で,全体的に小型。
 オトギリソウ の仲間は多く,同定は難しい。浅間山で写した種は,生育場所からイワオトギリと判断し たのだが,信州特産の シナノオトギリ かも知れない。
 オトギリソウ が平地の草原に生育するのに対し, イワオトギリ は,高山帯から亜高山帯の砂礫地に生育する。
 オトギリという名前の由来は,この薬草が鷹の傷を治す特効薬だという一子相伝の秘密 を弟に知られたため,その秘密を守るため,兄の鷹匠が弟を斬り殺したという伝説に基づく。


 2011.08.11 栗駒山


 2008.08.07 白山


 2007.09.09 浅間山 (果実)