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イワウメ 岩梅 イワウメ科 イワウメ属 |
中部以北の本州と北海道に分布し,高山の岩の上や礫地に生育する常緑小低木。
茎の高さは3cm程度で,枝先から出た花柄に黄白色の花を1個つける。花は釣鐘形で15 mmほど,先が5つに裂ける。 葉は,倒卵形くさび形で,枝に密生する。岩壁に米粒のような葉がびっしりと張り付き, そこから花がでる。 イワヒゲ や ミネズオウ などと一緒になった群落を作ることもある。 名前は,岩壁に生え,花が梅に似ることからついた。 花の盛りは梅雨の終わる頃で,満開時には葉が見えないほどに花がつく。 いかにも高山植物らしい花だ。 2018.06.13 八ヶ岳 硫黄岳 2009.07.23 北アルプス 鷲羽岳 2008.06.29 早池峰山 2005.08.06 大雪山 黒岳 |