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コケモモ 苔桃 ツツジ科　スノキ属

中部以北の本州と，四国，北海道に分布し，高山帯から亜高山帯の岩地や裸地に生育す る。丈は５〜１５cmほどの常緑小低木。花期は６〜８月で，白〜紅色の６mm前後の花を，前年の枝先 に３〜８個下向きにつける。花びらは釣り鐘型で先が４つに咲ける。 　葉は楕円形〜倒卵状楕円形で小さくつやがあり，互生する。 　夏の終わりには直径５〜７mmほどの赤い実(液果)ができる。甘酸っぱい味で食べられる。 かつては焼酎に漬けてコケモモ酒を作ったという。 　亜高山から高山まで様々な環境で見られる。茎の下部は地中をはい，マット状に生育す る。 　2002.07.07　大真名子山 　2003.06.29 　奥白根山 　2009.07.22 　黒部五郎岳 　2008.06.30 　秋田駒ヶ岳 　2010.06.29 　利尻山 　2010.07.02　大雪山 旭岳 　2007.09.09 　浅間山