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マルバダケブキ
丸葉岳蕗
キク科 メタカラコウ属

 北海道(太平洋側),本州,四国に分布し,山地〜亜高山の,日当たりの良いやや湿った 林縁や林内の草地に生育する。 丈は40〜120cmになる大型の多年草。
  茎の上部で枝分かれし,直径8cmほどの黄色の花を2〜7個つける。 総苞は黒紫色で 花の付け根には苞葉がなく,総苞が大きいので,他の メタカラコウ類 と区別できる。
 葉は腎円形で基部は深い心臓型。根生葉には長い柄がある。
 シカは,他に食べるものが無ければ食べるが,他に食べるものがあれば食べ残す。その ため,シカの生育地では,大きな群落を作ることがある。


 2002.08.03  男体山