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メ ギ 目木 メギ科 メギ属 |
本州,四国,九州に分布し,丘陵帯から山地帯の湿った所に生育する。落葉低木で樹高
1〜2m。枝は赤褐色で各節に長さ約1cmの刺が1〜3個つく。 葉は単葉。新しく伸びた長枝には互生し,2年枝の途中から出た短枝には束生する。葉 身は狭倒卵形または倒卵形。長さは1〜3cmで幅は15mm。表面は緑色で裏面は白緑色。両面とも 無毛。葉縁は全縁で大きな波状。 短枝の先端に黄緑色の花が2〜4個下向きにつく。花の直径は約6mm。花弁は6枚。果 実は液果で長さ8〜10mmの楕円形。先端に花柱が残り,赤く熟す。 枝に棘のあることから,別名を,「コトリトマラズ」や「ヨロイドオシ」という。名前 は,茎を煎じて洗眼薬にに用いたことによる。 2008.06.07 戦場ヶ原 2008.06.29 早池峰山 2015.06.03 戦場ヶ原 2015.09.16 戦場ヶ原 2017.09.21 沼原 |