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ミソガワソウ
味噌川草
シソ科 イヌハッカ属

 奈良県以北の本州と四国,北海道に分布し,山地〜高山の湿った草地に生育する。茎の 高さは30〜40cmになる多年草。葉の腋に淡青紫色の花を数個ずつつける。
 花期は7〜8月,花びらは唇形で下唇は3つに裂ける。花の大きさは,長さ約25mm。
 葉は長卵形で対生する。 葉の裏には密に腺点があり,ここから特有な香気を発する。 高山では背が低くなるが,山地では1m近くまで生長することがある。
 茎の断面は四角。白花のものも多い。
 名前は,木曽川支流の味噌川にたくさん生えることからつけられた。


 2003.08.22  八ヶ岳 美濃戸 南沢




 2008.08.07 白山