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ミヤマミミナグサ 深山耳菜草 ナデシコ科 ミミナグサ属 |
本州(日光,浅間山,中央アルプス北部,八ヶ岳,南アルプス)の亜高山帯から高山帯の
砂礫地や岩場に生育する多年草。 草丈は5〜20cm。茎や分かれた枝の先に3〜15個の白い花をつける。 5枚の花びらが,それぞれ2つに深く裂けることが ミミナグサ属 の特徴だが,本種では更に2つに裂ける(合計4裂) 5枚のがく片は先端が丸みを帯びている。 葉は線形〜線状披針形で,茎に対生する。 茎や葉はやや紫色を帯びることが多い。 名前は,高山に生え,対生する葉の形がネズミの耳に似ているからと言う。 日本固有種 2006.08.27 仙丈ヶ岳 |