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ミヤマシキミ
深山樒
ミカン科 ミヤマシキミ属

 関東以西の本州と四国,九州に分布し,丘陵帯から山地帯下部の林内に生育する。樹高 100〜150cmの常緑の低木で,茎には刺がつかない。
 葉は茎に互生し,茎の上部に集まる。単葉で,縁は全縁ときに上部に鈍鋸歯がある。
 花は枝先に円錐花序を出し,白い花をたくさんつける。雌雄異株で雄花と雌花をつける 株が異なる。花弁は4枚,ときに5枚。
 果実は2〜5個の核をもつ直径5〜8mmの球状の核果で,核には1個の種子がある。赤 く熟す。


 2015.04.18 古賀志山


 2010.12.18  雨巻山