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ミヤマウスユキソウ
深山薄雪草
ヒナウスユキソウ
雛薄雪草
キク科 ウスユキソウ属

 東北地方(飯豊山,朝日岳,月山,鳥海山,秋田駒ヶ岳)の山頂付近に生育する多年草。 茎の高さは6〜15cmで,茎の先に4〜10個の花をつける。
 白い花びらに見えるのは苞葉で,頂花の周囲を8〜13枚の苞葉が囲む。頭花は筒状花 が集まったもの。
 葉は線状披針形で根生。花茎では互生する。
 高山の乾いた草原に生え,大きな群落を作ることもある。白い綿毛に覆われた苞葉のた めに,一面に白い花が咲いているように見える。
 花期がやや早いので,登山シーズンには既に頭花が枯れて茶色になっていることが多い。
 ヒナウスユキソウ  という別名がある。  日本固有種




 2010.08.09  月山


 2009.08.19  月山


 2008.06.30  秋田駒ヶ岳