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ムラサキヤシオツツジ
紫八汐躑躅
ツツジ科 ツツジ属

 北海道から本州中部の,温帯上部から亜高山帯に分布し,林縁から疎林内に生育する高 さ1〜2mの落葉低木。
 葉は枝先に集まってつき,葉柄は長さ1〜3mm。葉身は倒卵形または楕円形で長さ4〜 11cm,幅3〜6cm。先は尖り,基部はくさび形で葉柄に流れる。
 4月末〜6月,葉身が伸長するとともに,枝先の1個の花芽から1〜4個花を開く。
 花柄は長さ5〜15mmで,花冠は鮮紅紫色上側内面に濃色の斑点がある。広漏斗型で径 約4cmで深く5裂する。雄蕊は10本。 上の5本は短く下の5本は長い。
ムラサキヤシオツツジ は日本海側に多く,太平洋側では アカヤシオ トウゴクミツバツツジ が多い。


 2013.06.09 尾瀬


 2013.06.27 尾瀬


 2018.06.03 那須茶臼岳


 2019.06.04 那須三本槍岳