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ニリンソウ 二輪草 キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
北海道から九州までのほぼ全国に分布し,山野のやや湿ったところに生育する多年草。
草丈は15〜25cm。 花期は4〜6月で,花柄の先に白い花を1つ付ける。茎葉の間から2本の花柄を出すの で,二輪草の名前がある。しかし,花柄は1本の場合もあり,まれに3本の場合もある。花びらはな く,花びらのように見えるのはガク片で,5〜7枚ある。花の大きさは約2cm。 葉は,ひし形,状倒卵形で,深く裂ける。根生葉には長い葉柄があり,茎葉は3枚輪生 する。 林床や水辺に白い花を付けて群生する。花は,日が当たると開き,早朝や夕方の暗い頃 は閉じている。山麓から山地,深山まで生育し,標高の高いところでは初夏の頃に咲く。葉には白い 班模様があり,開花しながら伸長していく。 2006.04.22 古賀志山 2015.04.18 古賀志山 2015.05.26 佐渡島 2017.05.16 西ノ湖 2018.05.04 尾瀬大清水 |