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オオバタケシマラン
大葉竹縞蘭
ユリ科 タケシマラン属

 中部以北の本州と北海道に分布し,低地〜高山帯の沢沿いなどの湿った場所に生育する。 茎の高さは20〜100cm。
 葉腋から細い花柄を下げ鐘形の花を下向きに1個つける。花柄は途中まで葉の主脈に沿 っているが途中で直角に折れ曲がり,垂れ下がる。花被片は白緑色で,長さ約1cmの線形。先は外側 に反り返る。
 葉は互生し長楕円形で,先がとがる。葉柄はなく,葉の基部は茎を抱き,裏は白っぽい。
 果実は液果で,赤く熟す。 タケシマラン に似るが,全体的に大型で,花の付き方で区別できる。


 2008.06.29 早池峰山


 2006.07.08 尾瀬 大江湿原


 2005.07.28 鹿島槍ヶ岳