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オヤマボクチ 雄山火口 キク科 ヤマボクチ属 |
岐阜県以北の本州と四国,北海道に分布し,丈は100〜150cmになる大型の多年草。
ボクチは火口と書き,葉の綿毛を集め,火打石で出した火花を写し取るのに用いたこと による。葉の縁が大きく切れ込むのは ハバヤマボクチ だ。 本種は葉も花もゴボウに似ている。山菜の ヤマゴボウ として味噌漬けなどで販売されているのは,この根だ。(最近では,野菜のゴボウを山地 で栽培し,ヤマゴボウとして販売しているものもある。)葉の裏の綿毛を蕎麦の繋ぎとして使う地方 も有り,味は絶品だという。 2004.07.30 常念岳 2007.08.07 霧ヶ峰 2008.09.13 磐梯山 |