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オゼタイゲキ
尾瀬大戟
トウダイグサ科 トウダイグサ属

 ハクサンタイゲキ の変種で,尾瀬以外では玉原高原などごく一部でしか生育が確認されていない,尾瀬特産 の種。
 茎の高さ40〜80cm。 葉はやや細めの楕円形。
 近縁の ナツトウダイ に比べ,葉の枚数が多い。
 花期は6〜7月で,花は茎先につくが,苞葉が花のように黄色くなる。花は杯状花序で, 中の子房に毛がある。
 トウダイグサ属 の仲間は,苞葉が目立ち花のように見えるが,花は苞葉の中央にあり,杯状で目立たない。
 特に葉の紅葉がきれいだ。
 ハクサンタイゲキとは,湿原に特化した根の張り方が違うのだが,同種という説もある。


 2016.07.04 尾瀬ヶ原


 2006.07.08 尾瀬沼


 2006.10.01 尾瀬ヶ原