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サワラン
沢蘭
ラン科 サワラン属

 日本の特産属の種で,本州中部以北,北海道,南千島に分布し,高地の湿原のミズゴケ の中に自生する。
 丈は20〜30cmになり,葉は線状披針形で直立し,長さ6〜15cm,幅4〜8mmの葉 が茎につく。葉の基部が鞘状になって茎を抱く。
 花期は7月で,紅紫色の花を茎の先に1個横向きにつける。がく片と側花弁は倒披針形 で長さ20〜25mm,唇弁は倒卵状楕円形で先端が浅く3裂する。花はあまり開かない。
 尾瀬では, アサヒラン と呼ばれている。


 2012.07.24  尾瀬ヶ原


 2017.07.15 尾瀬ヶ原