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シロバナエンレイソウ 白花延齢草 ユリ科　エンレイソウ属

ほぼ全国に分布し，山地から亜高山までの林内に生育する。 　太く短い根茎から，高さ２０〜４０cmの茎が１本のび，その先端に３枚の葉を輪生する。 　葉は葉柄を持たず，茎から直接生ずる。葉の形は丸みを帯びたひし形で，直径は１０〜 ２０cm程度。 　３枚の葉の中心から短い花柄が伸び，３枚の外花被片と３枚の白い花弁状の内花被片， ６本の雄しべをもつ花を生じる。内花被片は外花被片より長く，外花被片の先端がとがる。 　エンレイソウ に似るが，本種では，外花被はより長く２０〜２５ｍｍで先が尖り緑色。内花被は花弁状 で白色。 　ミヤマエンレイソウ とも言うが，かならずしも エンレイソウ より高い場所に生育するわけではないので， シロバナエンレイソウ のほうが適切だ。 　2017.06.05 　戦場ヶ原 　2012.05.13 　榛名湖畔 　2005.06.26 　尾瀬 アヤメ平