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シロヨメナ 白嫁菜 キク科 シオン属 |
本州,四国,九州に分布し,山地の明るい落葉樹林を好み,群生する。多年草で,草丈
は30〜100cm。茎は硬く直立する。 葉身は長楕円状披針形,葉先は鋭頭,葉縁に鋸歯がある。葉柄はほとんどないが茎は抱 かない。 花期は夏から初秋で,茎頂でで花柄を分け,直径15〜20mmのキク型の花を皿状(散 房状)にやや多くつける。舌状花は白色。総苞は筒状。 ノコンギク の亜種とされているが, シロヨメナ にも数種の変種が知られている。関東地方には,ノコンギク,カントウヨメナ,ユウガギ ク,シラヤマギクやシロヨメナが分布し,良く似ているのでしばしば混同される。 ヨメナ という名前がついているが, シオン属 なので, ヨメナ とは別属になる。 また,別名を ヤマシロギク と言うが,西日本に生育するヤマシロギク(別名 イナカギク )とは別種。 2018.09.19 戦場ヶ原 2010.09.11 奥日光涸沼 2006.09.02 切込湖 2004.08.09 奥白根山 2003.09.14 戦場ヶ原 |