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シロヨメナ
白嫁菜
キク科 シオン属

 本州,四国,九州に分布し,山地の明るい落葉樹林を好み,群生する。多年草で,草丈 は30〜100cm。茎は硬く直立する。
 葉身は長楕円状披針形,葉先は鋭頭,葉縁に鋸歯がある。葉柄はほとんどないが茎は抱 かない。
 花期は夏から初秋で,茎頂でで花柄を分け,直径15〜20mmのキク型の花を皿状(散 房状)にやや多くつける。舌状花は白色。総苞は筒状。
 ノコンギク の亜種とされているが, シロヨメナ にも数種の変種が知られている。関東地方には,ノコンギク,カントウヨメナ,ユウガギ ク,シラヤマギクやシロヨメナが分布し,良く似ているのでしばしば混同される。
 ヨメナ という名前がついているが, シオン属 なので, ヨメナ とは別属になる。
 また,別名を ヤマシロギク と言うが,西日本に生育するヤマシロギク(別名 イナカギク )とは別種。


 2018.09.19 戦場ヶ原


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