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シシウド 猪独活 セリ科　シシウド属

本州，四国，九州に分布し，日当たりの良い山地の草原に生育する多年草。大きいもの では丈が２ｍになるものもある。 　茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て，先に１個ずつ花がつく)を出し，小さな白い 花をたくさんつける。花弁は５枚で内側に曲がる。雄しべは５本，雌しべは１本。 　葉は２〜３回羽状複葉で，互生する。小葉の形は細長い長だ円形で先は尖り，縁には鋸 歯がある。 　名前は，ウド(独活)に似るが，大きくて，食用にはならないことからついた。 　大きいだけで役に立たないことを「 ウドの大木 」と言うが，その言葉を思い出させる。秋には枯れた茎がいつまでも残っているが，これ は 草本　 　2004.07.30 　常念岳一の沢 　青紫の花はホソバトリカブト 　2018.07.30　尾瀬大江湿原