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ショウジョウバカマ 猩々袴 ユリ科 ショウジョウバカマ属 |
ほぼ全国に分布し,平地から高山までの谷間,林内の湿った場所に生育する常緑の多年
草。 葉は根もとから四方に出,花茎は新葉より早く出て,高さは10〜30cmで,花後には 50〜60cmになる。 茎の先端に淡紅〜紫紅色の花を4〜5個総状につける。花の大きさは,長さが10〜 15mm。 咲き始めは雌性期で柱頭が突き出ており,開花後は雄しべが伸びて雄性期になる。 雪渓が消えた後,最も早く咲く花だ。 ショウジョウ (猩々)は猿のことで,花が,赤い猿の顔を, ハカマ (袴)は葉の様子から付けられた。 2018.05.04 尾瀬沼 2009.08.07 中央アルプス 千畳敷カール 2008.06.29 早池峰山 2007.06.23 鬼怒沼 |