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ショウキラン
鍾馗蘭
ラン科 ショウキラン属

 北海道西南部以南の北海道と日本全土に分布し,山地の比較的日当たりが悪い場所に生 育する。 葉緑体を持たず菌類に寄生する腐生植物
 通年地下茎の形で成育し,7〜8月の花期のみ花茎を地上に伸ばし花を咲かせる。
 花茎の高さは10〜25cmで,鱗片状の葉を持つが目立たないので,地表から唐突に花 だけが生えた姿に見える。
 花は美しいピンク色をしており,1週間程度で黒くしおれる。
 光合成を行わず,菌根を形成し,共生により栄養を得ている。名前は,花の形を,烏帽 子をかぶった 「鍾馗様」 の姿に見立てたもの。


 2017.07.15 尾瀬三平峠


 2015.07.22 尾瀬沼


 2012.07.23 尾瀬沼


 2011.07.03 尾瀬ヶ原


 2006.07.08 尾瀬