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タカネヤハズハハコ
高嶺矢筈母子
タカネウスユキソウ
高嶺薄雪草
キク科 ヤマハハコ属

 中部以北の本州と北海道に分布し,高山帯の乾いた草地や岩場に生える多年草で ハハコグサ の仲間。茎の高さは30cm程度。
 茎の先に枝を分けて頭花をつける。1個の頭花の大きさは5mm。花期は8月で花の色は 淡紅色〜白色〜白緑色。白く見えるのは総苞片。総苞の下部がピンクになりきれいだ。
 葉の形は倒披針形で,茎に互生する。
 名前は,葉がだんだん細くなり,葉に接するところが 矢筈 (矢の弦をつがえるところ)に似ていることからついた。
 別名を タカネウスユキソウ というが,ウスユキソウの仲間ではないし,似てもいない。


 2010.08.23 白馬岳


 2009.07.23 水晶岳


 2008.07.21 薬師岳


 2003.08.01 剱岳