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ツマトリソウ 褄取草 サクラソウ科 ツマトリソウ属 |
中部以北の本州と四国,北海道に分布し,亜高山〜高山の針葉樹林帯からハイマツ帯ま
での林床に生育する多年草。丈は5〜20cmで,茎の先に1個の白い花をつける。 花の大きさは15〜20mmで,花びらは7つに裂ける。花びらが7枚の花はめずらしい。 葉の形は広披針形〜倒卵形で輪生する。 ツマトリ というのは,「褄取り」で花びらのふちに紅がさすことから出た名前である。しかし実際 にそのような色彩をもつ花は少ない。細長い地下茎で,這うように増える。 似た種に,葉の先が尖らずに湿地に生える コツマトリソウ がある。 コツマトリソウ 2006.07.08 尾瀬大江湿原 2003.07.06 平標山 2003.06.15 奥日光湯ノ湖 |