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ウツボグサ
靫草
シソ科 ウツボグサ属

 ほぼ全国に分布し,平地や山地の草原や道ばたに生育する多年草。 丈は20〜30cm。
 葉が対生した茎の先端に穂がつき, そこに多数の紫色の花を付ける。
 名前は,花の形が,矢を入れる ウツボ(靫) に似ていることによる。
 高山形の ミヤマウツボグサには,走出枝(枝のように別れて伸びていく)が無い ので区別できるが,外見では区別は難しい。
 亜高山帯の草地に生える タテヤマウツボグサ は,葉の幅が広く葉柄がないか,あってもごく短い。花も大きく,花序が短い。


 2009.07.04 戦場ヶ原


 2007.08.08 美ヶ原


 2013.08.19 白馬八方 


 2010.08.09 月山 (タテヤマウツボグサ)


 2009.08.19 月山 (タテヤマウツボグサ)