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ユモトマムシグサ 湯元蝮草 サトイモ科 テンナンショウ属 |
本州東北地方南部から中部地方のブナ帯や亜高山帯の林下に生える多年草。高さは30
〜40cm。 葉は2個で,掌状に5小葉からなり,小葉は倒卵形〜楕円形で先は鋭く,縁は全縁また は粗い鋸歯がある。付属体は根棒状または太い棒状で,先端は径5〜8mm。 花期は5〜7月。花序は葉よりも先に開き,普通は葉よりも高い位置につく。仏炎苞は 黄緑色で,口辺部は狭く開出する。 日光湯元と刈込湖の間 で発見された標本が,種の同定に用いられたので,この名前が付いた。 2016.06.10 湯の湖畔 この株は葉に鋸歯がない 2015.05.17 中禅寺湖南岸 この株は葉に鋸歯がある 2015.06.07 切込湖 |