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 ブログ  独 り 言 2018


2018.12.02
 社山

 10月29日以来5週間ぶりの 社山 は,今年3度目になる。今までにも,この時期に社山に登ったことは何度かあるが,雪は ほとんどない。 この時期は昼の時間が短いので,出来るだけ早くスタートしたいと思い,6時半に自宅を 出て,日光に向かった。
 1時間かからずに 歌ヶ浜駐車場 に着いた。
 中禅寺湖 の対岸には, ピラミダルな 社山 が朝日を受けて輝やいていた。登山道もよく見える。 今日は,重いのを覚悟して デジイチ(EOSー50D) を持ってきていた。
 今日は,駐車場から 3時間10分 ほどで,山頂に着いた。今日,登り道と山頂で出会った人は 7人  意外と少ないと思ったら,下山途中に,登ってくる人が 10人 ほどいた。今日の社山の登山者は 合計で20人 ほどだった。




2018.11.20
 燕岳

 2010年から毎年,この時期に 燕岳 に登っている。同行者は山友の forest さん。昨年は事情があって登れなかったので,今回で 7回目 だ。今年は天気予報を見定め,20日に登って 燕山荘 に宿泊し,21日に下山することにした。前回と同様に, 有明荘 に前泊することにした。
 宇都宮の自宅から有明荘までは約280kmあり,約4時間かかる。そこで,16時に 有明荘に入るために,宇都宮を午前11時に出発し,途中の横川SAで昼食を食べた。
 安曇野IC で高速道路を降り, 中房温泉 に向かう。 有明荘 にはちょうど4時に到着した。 forestさん は既に有明荘に到着していた。
 翌日は,前夜からの雨が雪になり,周囲は 雪化粧 をした。
 朝食を食べてから宿を出て,車を登山者用駐車場に移動した。 登山者用駐車場 にはかなりの車が停まっていたが満杯と言うほどではない。
 今日は,先導の forestさん が,特にスローでリードしてくれた。おかげで,今までの燕岳登山の中で最も楽に登るこ とができた。スローだった分,時間が多く掛かったかというと,けしてそうではなかった。駐車場か ら燕山荘までの時間は, 約5時間40分 一昨年と同じ だった。
 合戦小屋を過ぎ, 合戦の頭 まで来ると, 燕山荘 燕岳 が見えてくる。この山行では,唯一の二人揃った写真。



2018.11.02
 西ノ湖

 紅葉時期 には 奥日光 からは遠ざかっている。とにかく,奥日光の交通渋滞はハンパない。でも,11月に入る と,渋滞も峠を越し,早朝にいろは坂を登り,午後の早い時間にいろは坂を下れば,平日ならば渋滞 も我慢の出来る範囲になる。
 2005年頃から2013年頃までは,この時期に 中禅寺湖北岸 を通って 西ノ湖 に行くのが恒例になっていた。ここ5年ほどは,いろいろな事情があって行けなかったが, 11月2日 に今年こそはと出かけることにした。
 約1時間で 竜頭の滝駐車場 に着いた。早朝なので,さすがに停まっている車は少ない。
 車の中で朝食を食べ,身支度をして歩き出した。気温は低いが,風が無いので寒くはな い。 旧プリンスホテルの裏 から,湖岸の 遊歩道 に入ると,見事に色づいた紅葉が出迎えてくれた。 



2018.10.29
 社山

 紅葉期の奥日光 には近づきたくない。この時期の 交通渋滞 は想定の段階を遙かに超えている。特に休日の渋滞はひどく, 10月28日の日曜日 は,朝8時40分に日光駅を出発した湯本温泉行きのバスが湯本温泉に着いたのは14時 20分だったという。通常ならば1時間30分ほどのところを 5時間半かかった のだ。平日の渋滞はそれほどではないが,時間によっては渋滞が発生する。
 今年の夏はことさらに暑く,いささか 暑さ負け をしてしまい,6月の 八ヶ岳 以来,登山から遠ざかっていたのだが,いくぶん元気も出てきたので, 10月29日 社山 に登ることにした。社山へは,2月27日以来,8ヶ月ぶりになる。
 幾分でも渋滞から逃げるため, 早朝に出かけ,早めに帰宅する ことにした。
 自宅から1時間ほどで 歌ヶ浜駐車場 に着いた。  天気は素晴らしく,雲一つ見えない。車の車外温度計は 9℃ を示しており,風も無く絶好の登山日和だ。クルマの中で朝食を食べ,身支度を調えた。
 今日は山頂まで,駐車場から 3時間15分 かかった。私の最短タイムは2時間41分なのだが,現在の体力ではやむを得ないタイム だ。
 足尾 に下る尾根の紅葉



2018.10.17
 尾瀬

 晩秋の尾瀬 が大好きで,2008年から昨年までの10年間で 7回 訪れている。昨年は事情があって行けなかったのだが,2013年からは一昨年まで4年 連続で10月に尾瀬を訪れていた。
 今年も,天気予報と睨めっこしながら,そのチャンスを伺い  10月15日 から1泊で行ってきた。初日は曇りだったが,雨を心配するほどではなく,宿の 檜枝岐小屋 に入ることができた。一日中ほとんど日は差さなかったが,夕方になって夕焼けが見られ た。
 翌朝は早起きして朝靄の掛かった尾瀬ヶ原を写真に収めた。燧ヶ岳の右側が,朝焼けで 赤く染まった。
 ご主人の ヒゲ熊 さんと写真を撮って出発した。紅葉はほとんど終わって,枯れた色になっていたが,日が 当たると鮮やかに輝きだす。

 途中で, ドローン を飛ばしているグループに会った。夜にドローンを飛ばし, 赤外線カメラ シカの個体数 を調査するのだそうだ。今は小形のローンド飛ばし,その予備調査をしているとのことだ った。
 山の鼻 で湯を沸かしコーヒーを飲んだ。 至仏山の背後 から雲が湧き出し,上空を通過していく。日陰になる時間が増えてきた。
 急ぐ山旅ではないのだが 鳩待峠 に向かって歩き出した。紅葉は日光が当たると輝き出す。


2018.10.07
 妻用登山靴

 妻用の登山靴 を買った。現在履いているのは, AKU jasper GTX というレザーブーツで,2005年に購入してからどこに行くにも履いていた。2012 年に ソールの張り替えを 行い,まだまだ履けるのだが,なにぶんにも重い。

 私が, 軽い靴 を履いているのを見て,妻も軽い靴が欲しいという。宇都宮の イシイスポーツ で試し履きをして選んだのだが,結局,私が今履いているのと同じモデルの靴を買ってき た。 TECNICA ACONCAGUA-GTX というブーツだ。私はこの靴を2年半も履いているので,安心して薦められた。ソールは ビブラムだが,とても柔らかいソールで,木道歩きなどでも足底が痛くならない。
 もう少し,妻と山歩きがしたいと思って,この靴を買った。 


2018.09.30
 箱根

 9月30日 から1泊で,台風が接近している中, チェスカの会 のために, 箱根 に行ってきた。
 この会合は,平成元年に,全国の国立附属学校の教員でチームを組んで, 海外研修 に出かけたことを 契機に,その 同窓会 を続けてきたものだ。30年間,毎年1会,全国の 会員持ち回り で幹事を務め,そ の地元で開催してきた。ところが,最近は,会員もそれぞれ 高齢 になり,遠方への旅行が難しくなっ てきている。 平成時代の始まり とともにスタートしたこの会も, 平成最後の年 をもって終了すること になり,最後の会を, 箱根 で開催することになった。幹事は,茅ヶ崎の会員で, 湯本富士屋ホテル に宿をとってくれた。
 早めに宿に入ろうと, 朝9時過ぎ に宇都宮の自宅を出て,東北道,圏央道,小田原厚木道を通 って 正午過ぎ には宿に着いた。 山形 仙台 の会員も到着し, 徳島 の会員も到着した。その日は夜遅く まで,近況の報告や,思い出話に花が咲いた。

 その夜 は,風雨が強まったが,身の危険を感じるほどではなかった。  翌日 は,強風だけは残ったが,朝から陽が差し込んで良い天気になった。
 箱根湯本駅 を出る電車はまだ動いて居らず, タクシー も全て予約済みと言うことで,出来るだけ早く帰りたいという 仙台の先生 小田原駅 まで送ってから,私たちは, 芦ノ湖 に向かった。海岸を走っ て, 熱海 から 十国峠 を経て 芦ノ湖スカイライン を走った。 雄大な富士山 を眺めることは出来たが,や はり富士山の美しさは雪を被ったにかなわない。
 乙女峠 から 河口湖 に出て, 「小作」 ほうとう を食べた。わざわざ来ただけのことはあった。満足して帰途についた。帰路は中央道から 圏央道に出た。 談合坂SA は停電中で,非常用電源で一部分だけ営業していた。その後は渋滞もなく,スムーズに帰 宅できた。 


2018.09.19
 小田代原

 今年の夏 は異様に強烈で,暑さ負けなどしたことのなかった私だが,いささか 夏バテ で, 山に行く元気が出なかった。
 9月ともなれば,さすがに暑さも一段落で,天気予報と睨めっこしながら, 奥日光 に出かけてきた。 8月1日に尾瀬から帰って以来,7週間ぶりに山靴を履いた。
 平日なので,いろは坂も車は多くない。いつもの,明智トンネルを出たところから 奥白根山 がよく見えた。
 中禅寺湖畔からは 社山 がきれいに見えた。冬になる前に社山に登りたいが,今の体力では無理かもしれない。
 赤沼駐車場 に着いた。先週日曜日には午前9時半には満車になったと言うが,さすがに平日の今日は 半分以下だった。赤沼から 戦場ヶ原 泉門池 に向かった。
 戦場ヶ原には 首都圏の小学生 が修学旅行や校外学習でやってくる。今日もガイドに先導されたたくさんの小学生がやっ てきていた。戦場ヶ原を訪れる小学生には3つの形態がある。 一つは ,10人程度のグループ毎にガイドがついている形だ。戦場ヶ原や奥日光の自然学習には 最も望ましい形だ。 二つ目 は,7〜8人の グループで,自主的に見学・観察を行っていく形だ。 これは, アクティブラーニング として,観察や学習内容の定着よりも,児童の 自主的な活動 を重視する考え方だ。事前学習や事後学習をきちんとやることが大切だが,最近はこのよ うな学校も増えてきた。 三つ目 の形態は,クラス単位で,教師が引率し,ほとんど説明などせずにただ通過するだけの学 校。この形は,少なくなっては来たが,まだある。金も手間もかからず,最も簡便な方法だが,せっ かく奥日光に来たのに,こんな歩き方では勿体ない。
 泉門池から 小田代原 にまわった。 周回道路 を進んでいくと, 小田代原のシンボル 「貴婦人」 が今日も気高く佇んでいた。



2018.08.02
 尾瀬キャンプ

 7月30日 から2泊で,中学生の 尾瀬キャンプ をガイドしてきた。
 この中学校の尾瀬キャンプは 今年度で6回目 になる。2012年に第1回が実施され,翌2013年に第2回が実施された。この2回 は1年生で実施されたが,他の学校行事との関係で2年生で実施することになり,2015年度から は2年生で実施している。最初の2回は 御池 から入り, 見晴 山ノ鼻 に宿泊し, 鳩待峠 に抜けた。このコースは,バランスの良いコースなのだが,とにかく, 登山口までの距離が遠く  時間がかかりすぎた。そこで,2015年度からは, 大清水 から入り, 尾瀬沼 見晴 に宿泊し, 鳩待峠 に抜けている。今年度もこのコースで実施した。
大清水 で昼食を食べ,シャトルバスに乗って 一ノ瀬 へ。一ノ瀬から三平峠を通って 長蔵小屋 へ行き, 大江湿原 を散策してから,宿泊。
 翌日は, 沼尻 から 見晴 へ。  2015年の9月下旬 火災 で焼失してしまった 沼尻の休憩所 が再建され,売店も営業していた。 トイレ も新しくなった。
 売店のスタッフさん から話を聞いた。休憩所は,焼失した時点で 全ての権利を失ってしまう のだという。新しい休憩所を作る場合,全て新たに許可を得なければならない。小屋の構 造や大きさはもちろん,厳しい条件がついた。最も厳しい条件が 排水を全く出さない ということだ。だから今までのように,コーヒーを入れて提供することなどできなくなっ てしまった。 更に, 環境省 「ここにトイレは不要」 と言いトイレの設置を認めてくれなかった。そこで, 汚水・排水を一切出さないこと を条件に交渉し,やっと許可が下りたのだという。 したがって このトイレは水を一切使っていない。 使用後は 薬液 が流れて汚物をタンクに落とす。汚物は,全てをタンクにため,タンクがいっぱいになっ たら予備のタンクと交換する。汚物の入ったタンクは, ヘリコプター で麓に下ろすのだ そうだ。使用料1回 200円 でも採算にはほど遠い。我々の立場で言うと,この場所のトイレは貴重だ。手洗いの水が なくてもそれは我慢しなければならない。
 この日は, 弥四郎小屋 に到着後,昼食を食べ, 三条の滝 を往復してから宿泊。
 翌日は,尾瀬ヶ原を, 至仏山 に向かって縦断して 山の鼻 へ。至仏山に掛かった雲は低い。

 天気が良くて 不満を言ってはいけないのだが,強い日差しには 命の危険 を感じた。夜も 暑くて 寝苦しく,良く眠れない。そのためか, 体調不良 を訴える生徒が数名出た。そう言う私も,軽 い 熱中症 に罹り,ふらふらだった。


2018.07.05
 尾瀬キャンプ下見

 宇都宮市内にある この私立中学校 では,毎年8月に2年生が 尾瀬キャンプ を実施している。私がかつてその学校に勤務していたこともあって,毎年そのガイドを頼 まれている。今回はその 下見 のために,中学校の先生二人と 尾瀬 に行ってきた。天気予報は良くはなかったのだが,当日の 雨への対応訓練 にもなるので出かけることにした。
 宇都宮市内の学校に集合し,N先生の運転する車で,尾瀬に向かった。宇都宮から2時 間ほどどで 戸倉第一駐車場 に着いた。平日なので,停まっている車は少なかった。
 戸倉の駐車場から 大清水 までタクシーに乗った。昨年は3,000円前後で行けたのだが,今年は4,000円を 越えた。値上がりしたのか。
 大清水でタクシーを降り, シャトルバス に乗った。当日も利用させてもらうので,時間や人数などを告げて,対応をお願いした。
 一ノ瀬の休憩所 は,昨年から売店の営業を止めていたが,今は,内部を改造し,無料休憩所として整備さ れていた。
 三平峠  ゆっくり歩いたのだが,1時間35分で到着した。
長蔵小屋 で打合せを済ませ,昼食を食べてから,沼尻に向かった。
 2015年の9月下旬 火災 で焼失してしまった沼尻の休憩所が再建されていた。よかった。 トイレ も新しくなった。



2018.06.21
 戦場ヶ原

 今日は, 横浜に住む孫 が,小学校の 修学旅行 で,日光に来るという。 戦場ヶ原 のハイキングも含まれているというので,戦場ヶ原で出会えたらうれしいと思い,戦場ヶ 原に出かけてきた。
 詳しい日程は,親にメールして教えてもらった。本人も最近 Eメールを始めたというの で, 「もしかしたら会えるかも」 とメールを送っておいた。
 戦場ヶ原を歩くのは 午後3時頃 というので,昼頃に自宅を出て,道の駅「ロマンチック村」で昼食を食べ,奥日光に向か った。
 午後に 赤沼駐車場 に入るのは初めてだ。なんか変な気がする。 駐車場に停まっている車は 少なくない。
 ベンチで待つこと 約1時間  孫は,先頭のグループでやってきた。もしかしたら会えるかもと知らせてあったのだが, 本当に会えるとは思っていなかったらしく,とても驚いていた。家庭で見せる顔とは違う,しっかり した姿に感心した。
 しばらく,孫たちの後ろを歩いていたが,途中で,後続のグループを待つというので, そこで分かれて駐車場に戻った。



2018.06.18
 硫黄岳

 この時期の 八ヶ岳 はとても魅力的だ。一昨年の6月18日に 硫黄岳から横岳 を歩いてきた。今年も!と時期を狙っていたところ,この13日−14日が良い天気にな るというので,八ヶ岳に出かけることにした。
 一昨年は, 赤岳山荘 に前泊し,日帰りで一周しようとしたのだが,疲労のため,赤岳まで行けず,地蔵尾根を 下ってしまった。今年は,初日に 硫黄岳山荘 まで行って宿泊し,翌日に赤岳まで行こうと計画した。
 北沢を 赤岳鉱泉 に向かった。明るい林道歩きは快適だ。
 赤岳鉱泉 に着いた。今日は急がなかったこともあるが,2時間40分かかった。一昨年は2時間掛 からなかった。体調はあまりよくない。
 硫黄岳山頂 に着いた。気温が下がり風も出てきて,寒い。長居は無用と,写真を撮っただけで下山を 開始した。
 硫黄岳山荘 は,かつては 硫黄岳石室 と呼ばれていた。強風を避けるために,石を積んで半地下構造にしていたためそう呼ばれ た。やっとたどり着いたという感じだ。赤岳鉱泉から,前回は2時間30分だったのだが,今回は3 時間10分かかった。とても疲れた。
 山荘 は, 1階が食堂 などで, 寝室は2階 だ。内部は明るく清潔で,快適に過ごせそうだ。標高が高いためか気温が低く寒い。持っ てきたものを全部着込んで布団に潜り込んだが,体が冷えているため,なかなか暖まらない。30分 ほどして身体が温まって来たので,階下の談話室に行き,生ビールを飲んだ。食欲は起きないが,ビ ールは美味しかった。
 翌日 ,食欲はなかったが,朝食も頑張って食べた。身支度をして出発したのは 6時30分 だった。宿泊者の中で最も遅い出発になってしまった。予想したほどには寒くないが, ウインドブレーカー を着て, オーバーズボン を履いた
 山荘から 横岳 まで1時間,更に 三叉峰 まで45分。
 三叉峰 と  富士山

 多くの花を見ることが出来た。

2018.06.05
 茶臼岳

 6月3日  今日は, イワカガミ の花を見ようと, 茶臼岳 に行くことにした。妻も,山頂まで登るのは自信無いが,ロープウエイで上がってから, 牛ヶ首 へ行き, 峰の茶屋 を回って下山することならできるというので,そのコースを歩くことにした。
 私が初めて茶臼岳の イワカガミ大群落 を見たのは 2001年6月9日 だった。   中の茶屋跡園 地付近の斜面は,ピンクや白の絨毯を敷いたようで,それはそれは素晴らしいものだった。 それ以来,幾度かその場所を訪れては居るが,同じような姿にはお目に掛かっていない。特に最近は, 灌木が育ってきて, イワカガミ の姿自体が減ってきてしまったようだ。
 ロープウエイの駐車場 に車を停めようとして,駐車場(第3駐車場)を見たら, 満車 で停められない。そこで, 峠の茶屋駐車場 ならば,停められるだろうと思い,峠の茶屋駐車場まで登ってみたが,こちらの方が 超満車 で,路肩にまで停まっている状態。仕方ないので,再びロープウエイ駐車場まで降りてき た。
 すると 第2駐車場 (下から2番目)で,誘導員が駐車できるところを指示してくれた。残り数台のところに滑 り込んだ。今日は,いつもより遅い時間ではあったが,これほどまでに混雑しているとは思わなかっ た。 那須恐るべし である
 イワカガミ が咲いていた。全体的に小型で白花なので, コイワカガミ だろう。



2018.05.12
 西ノ湖

 5月11日  ほぼ1年ぶりで,妻と中禅寺湖北岸を通って 西ノ湖 まで行ってきた。是非会いたかった 栃窪のオオヤマザクラ は数輪を残して散っていましたが,その代わりに トウゴクミツバツツジ が満開 だった。 シロヤシオ も気の早い株は咲き始めていた。野鳥の活動も活発で, コガラ ヒガラ がせわし なく飛び回っていた。 キビタキ のきれいな姿も, アカゲラ のおすましした姿も写真に捉えることがで きた。撮影機材は EOSー50D TAMRONの18-270ズーム を手持ちで撮影した。



2018.05.06
 尾瀬沼

 5月4日 から1泊で,真っ白な(はずの) 尾瀬沼 に行ってきた。天気が不安定だったの で,最初の計画から2日後にずらし,4日に 大清水 から入り, 尾瀬沼ヒュッテ に一泊し,今日(5日)下山した。相変わらず天気は不安定で,霰が降ったり雨が降った り,晴れ間が出たと思うと,雪が吹き付けてきたりで,着るものの調整が大変だった。
 尾瀬沼 は,雪解けが早く,開けた水面に新たにできた氷が浮いていた。この時期に尾瀬沼を訪れ たのは,今回で5回目だが,このような尾瀬沼を見たのは初めてだった。
 尾瀬沼ヒュッテ に到着した頃が,最も激しく雪が降った。



2018.04.21
 戦場ヶ原

 4月21日  日本全体が高気圧に覆われ,好天になるという予報なので, 戦場ヶ原 を歩いてみることにした。妻と一緒に戦場ヶ原を歩くのは,昨年9月以来だ。
 この時期は,木の芽吹きもまだで,咲いている花もほとんど無いが,何よりも 静かな奥日光 を味わうことができるので,私の好きな季節の一つだ。月末には,千手ヶ浜行きの低公害 バスが運行を始めるので,賑わいが始まる。
 宇都宮の自宅を8時少し前に出て,日光バイパスを通り,日光を目指した。日光バイパ スから見る 日光連山 は,春霞のために煙って見えた。
 いろは坂 の下では,木の芽も出始めていたが,高度が上がるにつれて,芽も小さくなり, 中宮祠 まで登ってくると,木々の芽はまだ固かった。
 1時間と少しで 赤沼駐車場 に着いたが,意外と多くの車が停まっていた。 低公害バスはまだ運行していないので, 公衆トイレ も,案内所も扉が閉まっていた。
 駐車場から, 戦場ヶ原 を通って泉門池に向かった。 青木橋 が架け替えの工事をしていた。景観に配慮し,橋桁の鉄骨に板を張り,木造のように見せ ている。 



2018.03.26
 谷川岳

 3月26日  東日本が 広く高気圧に覆われ 好天の予報が出た。今年も,昨年に引き続いて 谷川岳 に登ることにした。積雪期の谷川岳に登るのは,今回が 8回目 だ。途中敗退が2回,肩の小屋までが1回で,山頂を踏めたのは4回だ。途中敗退は悪天 候のためで,積雪期の谷川岳では,天候の善し悪しが成否を分ける。
 3月平日のロープウエイ運行開始は 8時30分 少し余裕を見て5時少し過ぎに宇都宮の自宅を出た。北関東道の 壬生インター から高速を走って 水上インター で降りて,ロープウエイの駐車場 「ベースプラザ」 まで2時間ほどで行ける。
 赤城高原SA に入り,朝食を食べた。山登りのときは,コンビニで買ってきた助六寿司を車の中で食べ るのがお決まりだったが,昨年4月の谷川岳登山から,このSAで暖かいものを食べることにした。体 にも良いし,何よりも体が目覚める。
 建物の裏に出ると,正面に,たっぷりと雪を被った 谷川岳 の双耳峰が見えた。手前に伸びてくる尾根が今日登る 天神尾根 だ,わくわくする。

 今日は,文句の点けようのない 最高の天気 だった。天神平を出発して, 3時間15分 で山頂に着いた。昨年とほぼ同タイムだ。登る時間を競争する気持ちは無いのだが,この 時間で登ることができ,自分としては満足だ。自分の体力測定のバロメーターの一つになっている。


2018.03.18
 朝日岳

 那須岳ロープウエイ は,3月16日に営業を開始した。それに伴って,ロープウエイ駅までの道路が開通する。 その上の 峠の茶屋駐車場 までの道路が開通するのは更に後になる。今年は4月2日正午の予定だ。
 大丸から上の道路は,概ね12月から 3月まで冬季閉鎖になる。そのため,その時期に茶 臼岳などに登るには, 大丸の駐車場 に車を置いてそこから歩かなければならない。
 昨年も,ロープウエイ駅までの開通に合わせて 茶臼岳 に登った。 3月18日  天気予報が好天を告げたので,今年も 茶臼岳 に登ることにした。ただし,今年は,雪の状態が良ければ 朝日岳 に登りたいと思っていた。
 峰の茶屋 に着いた。 天気も良く,雪も安定しているので, 朝日岳に行くことにした。  一般的に,積雪期には,夏道を通らずに 剣が峰 を越えて行くのだが,今年はもう石が浮いていて,剣が峰を越えることはできない。剣が 峰を巻いて, 雪渓をトラバース することになる。 ヘルメット を被り,ロッシュジャケットを着て 朝日岳 に向かった。
 私がヘルメットを被る理由は 命が惜しい から。何よりも大けがをすれば,家族や周囲にかける迷惑は計り知れない。もともとその ような危険な場所に行かな ければ良いのだが, 山が好きなのだから しょうが無い。
 峰の茶屋 から, 雪渓をトラバース しなければならない。  かなりの 急傾斜 だ。トレースがあったのでそれを辿ったが,ベストなルートとは言いがたいトレースだ。 足跡があれば,それを辿るのが普通だから,最初に足跡を付ける人は責任が重大だ。急傾斜なので転 倒すると転落に繋がるので最大限の注意が必要だ。 ピッケルによる滑落停止 の手順を思い出して確認した。




2018.03.11
 鴨川

 この3月で,私たち夫婦は 金婚式 を迎える。2人の息子がお金を出し合い,鴨川の 鴨川館 に招待してくれた。
 翌日,午前中は 鴨川シーワールド でイルカショーなどを堪能。施設内のフードコートで昼食をとって,13時に鴨川を出発。 順調にいって, 上三川インター を17時に出たのだが,これか らが大変だった。 日曜日夕方のインターパーク をなめていた。インターを出た後,車が全く動かない。なんとか脇道を探して砂田街道へ, ここまでで 30分 。あとはなんとか順調にいって自宅まで45分かかった。カーナビの言うとおりに 壬生IC まで行けば良かった。
 でも,楽しい2日間だった。子供たちの温かな気持ちを十分に受け取ることができ大満 足だった。みなさんお世話になりました。



2018.02.27
 社山

 好天の中  2月27日  社山に登った。途中出会った登山者は1人。静かな社山を堪能してきた。
 ところが,山頂で自宅に電話すると、 漏電ブレーカー が落ちて, 家中が停電中 とのこと。そこで,各回路のブレーカーをすべて切ってから,メインを入れ,順次回路ブ レーカーを入れていけば, 漏電している回路 が分かるから,そうするように言った。案の定,予備回路を除く全てはOKで,予備回路に 最近接続した 200VのIHレンジ が漏電したということが分かった。
 帰宅して「お客様センター」に電話し,対応をお願いした。明日,レンジのメーカーが 来てくれることになった。



2018.02.13
 秘氷瀑

 2月13日  奥日光の 秘氷漠 を訪れた。氷瀑としては 庵滝 が有名だが,そのほかにも秘密の氷瀑がある。
 弓張り峠 から外山沢川を遡っていくと, 緑沢 庵沢 に分かれる。 庵滝 に行くには,左に進む。ここを右に進むとまもなく右に枝沢がある。これが 外山沢 で,この奥に 無名滝 がある。「外山滝」と呼べば良いと思うのだが,簡単にはいかない事情がある。
 話を 庵滝 に戻す。 庵沢 には5つの滝があり,地形図では一番奥の F5 の位置に 「庵滝」 と 表示があるが,一般的には,最も手前の F1 を庵滝と呼んでいる。そのときには,F5を 「外山滝」 と呼んでいるのだそうだ。(奥村隆志著「日光四十八滝を歩く」随想舎)
 なお,無名滝に行くには,分岐から急傾斜の雪面を標高差で約100m登らなければな らない。案内なしでは入らないことをすすめます。




2018.01.18
 今年の登り初め 高山

 1月15日  登り初めとして高山に登ってきた。

 新年の高山登山は, 2010年 から始まり, 今年で6回目 になる。積雪期の高山は,私にとってはちょうど良い難易度の山で,今年も十分に楽しむ ことができた。冬期の登山は天気次第で,天国にもなれば地獄にもなる。幸いに高山は日帰りのでき る山なので,良い天気を見定めて出かけることができる。今年は,昨年ほどではないが雪は少なく, 奥日光の少雪傾向は続いている。
 これは昨年(2017年1月3日)

 これは2015年1月5日

 この時期の 高山 は人気の山で,例年は正月休みにかなり 多くの登山者 がある。そのため, 1月の3日以降 になれば,かなりしっかりした トレース ができ,つぼ足でも十分に登ることができる。ところが,今年は雪は少なかったのだが登 山者も少なく,先行者の足跡は,数日前の者と思われる足跡が 一人分 だけだった。山頂直下の急斜面は,このコースで最も雪の深いところで,踏み跡を外すと 膝まで潜った。当初は,山頂から西に降り,周回コースも考えたのだが,トレースを期待できない状 態なので,往路を戻って下山することにした。


2018.01.01
 初日の出

 今年も,近くの 陸橋 の上から 初日の出 を拝んだ。ここは私の秘密の場所だったのだが,毎年ここから初日の出を眺める人が増え, 今年は 30人 ほどに増えた。見事な初日を拝むことができた。近くのマンションの壁に朝日が当たって 輝いていた。