カ メ ラ


 カメラには若い頃から興味があり,就職した年に,初めて自分のカメラを持った。ミノルタSRT-101と言う機種で,TTL測光をする最新機種だった。初任給の2倍以上するカメラだったが,分割払いで求め,順次,接写リング,顕微鏡アタッチメント,ベローズ,マクロレンズなどを買いそろえた。幸いなことに,職場の引き延ばし機が使えたので,色々な写真を楽しんでいた。このころは山歩きをすることも殆ど無かったので,この重いカメラでも満足していた。

 旅行に持って歩こうとして次ぎに購入したのが,OLYMPUS-PENだ。このカメラは「名機」の名に恥じない素晴らしいカメラだった。固定焦点だがズイコーレンズの性能はすばらしく,画像はしっかりしており,アルバム用の写真機としては,私が出会った中で最高のカメラだった。


 1眼レフカメラも,徐々に機能アップがなされていき,多くのメーカーから新機種が続々と発表された。SRT101の機能に見劣りがするようになったので,買い換えを検討したが,交換レンズなどのいろいろなアクセサリーをそのまま使いたかったので,ミノルタの製品を選ぶことにした。その結果XG-Eボディだけを購入した。このカメラは使いやすく,山にも持ち歩いた。1999年の奥穂高岳まではこのカメラを持って行った。

 そのころ,山歩きをしては
高山植物などの写真を撮ることが楽しみになっていた。そこで,軽量で接写機能の優れているカメラを探していたところ,オリンパスからULTRA MACROというカメラが発売になった。これは,固定焦点カメラで,レバー操作で,OFF,通常,接写,近接写を切り替えて使う。接写,近接写では自動的にストロボが発光する。2000年7月,このカメラを持って北岳に登った。小型軽量なのは良かったが,写真のできばえには不満が残った。


 2000年7月に,それまで書きためておいた山行記録を元にして,「熟年夫婦の山日記」というホームページを立ち上げた。この時を前後してデジタルカメラが産声を上げた。まだ高価だったが,写真がそのままパソコンデータとして使えるのには魅力があった。

2001年3月
 SONYDSC-S30というカメラを購入した。ビューファインダーが無く,モニター画面だけなので,明るい屋外では見えにくかったが,マクロ撮影の性能は優れていた


 SONYからビューファインダ付きのカメラDSC-P5が発売になったので購入した。 これはさすがに使いやすく,多くの山に持ち歩いた。バッテリーが小型で長時間持たないのが欠点だった。2006年妙義山に持って行き,破損してしまった。修理しようとしたら,新しいカメラが買えるくらいかかることが分かり,修理を断念した。



 DSC-P5の後継機種としてOLYMPUS CAMEDIA C-755 Ultra Zoom を購入した。
 それまで使っていた
DSC-P5は,小形軽量で山に持っていくには最適だったが,バッテリーが小型で長時間持たないことと,マクロのピントが合わせにくいことが不満だった。そこで,買い換え機の条件としては,\賤僖丱奪謄蝓爾任呂覆市販の乾電池が使用できること。▲團鵐塙腓錣擦覆鼻い任るだけ手動で操作できること。レンズの性能がいいこと。などを考えた。

 この
C-755は,手頃な大きさで使い勝手も良く色々な山を持ち歩いた。ところが,2008年3月に西穂独標へ行ったとき,西穂山荘で床に落としてしまい,電池ケースを壊してしまった。蓋が閉まらなくなってしまったものを,自分で修理して使っていたのだが,7月の薬師岳登山の時,石の上に落下させ,ついにレンズまで壊してしまった。大変に気に入っていたのだが,安い費用で修理することは出来ず,しかたなく引退させ,その後継機種を探した。
 単3型の電池が使えることや,マニュアルフォーカスが使い良いことなどが決め手となって,Canon PowerShot A720IS を選んだ。canonのPowerShotシリーズは,全てビューファインダーを持ち,市販の乾電池を使うことが出来る。性能ではC-755より落ちる部分もあるが,何よりも小型軽量で安価だった。

 妻用に同シリーズの Canon PowerShot A460 を購入した。

 それ以降,主に
A720ISA460の2台を使っていたのだが,使い込んでいるうちに,いくつかの欠点が気になりだした。まず,オートフォーカスの機能が不十分で,希望した所にピントが合ってくれない。手動のピント合わせも操作性が悪く,うまく合わせられない。これらは,コンパクトデジカメとしてはある程度仕方のない部分で,これ以上の性能を求めるならば,デジタル一眼レフを選ばなければならない。

 我が家の財務大臣と折衝した結果,許可が下りたので,デジタル一眼レフを買うことにした。ネットでカタログを比較検討したり,販売価格を比較したりして,2009年12月ついに,CANON EOS 50Dを購入した。上位機種の7D70Dでは動画の撮影が出来るが,私にはそれは必要なかった。
 レンズは,タムロン AF18-270mm にした。このレンズの特徴は,18mm〜270mm (35mm換算28mm〜419mm)という15倍ズームを持ちながら,全画角で49cmまで接写できることだ。被写体から離れた状態で拡大撮影が出来る。また,もうひとつの特徴が,強力な手ぶれ除去装置が付いていることで,これには,ファインダーを覗いてみて正直驚いた。これで,戦場ヶ原の木道から湿原の小さな花をねらって撮影できるようになった。
 まあ,重いのが欠点だが,それは先刻承知のことで,これでも,厳しい山でない限り担いでいくことは出来ると思っている。


 最近,
A720ISの写りが悪くなってきた。全体的に画面が暗く,AUTOだけでなく,露出補正をしてもすっきりした画面にならない。どうも,CCDが劣化したようなので,新しいコンパクトデジカメを購入した。CanonPowerShot SX160ISという機種だ。
 CanonPowerShotシリーズは,単3電池が使えるので気に入っていたのだが,最近発売された機種は専用バッテリーになってしまった。それだけ,バッテリーの容量が増し,信頼性が上がったうえに,価格が安くなったということなのだろうが,残念な気もする。このSX160ISは,単3電池が使えるのだが,後継機のSX170ISでは専用バッテリーになってしまった。そこで敢えて旧モデルを購入したが,それだけ安く買えたので喜んだ。A720ISと似たような性能だが,ビューファインダーがない。その分モニター画面が大きくなっている。(2013.11.1 記事追加)


 妻用のCanon PowerShot A460が,購入後7年を過ぎて,写りが悪くなってきた。そこで, SX160ISを妻に使わせることにして,私用のコンパクトデジカメを買うことにした。 SX160ISが使いやすく写りも良かったので,そのシリーズの SX700HSを購入した。(2014.11.16 購入)

 電池が,単3形ではなく,専用バッテリーになったこともあって, SX160ISより一段薄く軽くなった。光学ズームも30倍になって,より望遠撮影ができる。
 (2014.11.17 記事追加)