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庚 申 山 1998年(平成10年) 11月3日(火/祝) |
コース・タイム 宇都宮(5:32) ⇒ 銀山平駐車場(6:50-朝食) 駐車場(7:13) → 一の鳥居(8:12-19) → 鏡岩(8:50-55) → 庚申山荘(9:33-40) → 休憩(10:08-20) → 休憩(10:47-55) → 頂上(11:15-28) → 滝(12:25-昼食-55) → 一の鳥居(14:06) → 駐車場(15:03) 銀山平駐車場(15:15) ⇒ 宇都宮(17:00) 同行者 妻 |
自宅を出たのは5時半。
宇都宮IC
から
日光バイパス
に入る。まだ辺りは暗いのに,自動車が行列を作っている。渋滞はしていないが,料金
所では行列ができた。殆どの車はいろは坂を上って行き,足尾の方に曲がった車は見えなかった。
足尾のバイパスを通り,ガードをくぐってすぐに右折し,
銀山平
へ向かった。
銀山平
には国民宿舎の
「かじか荘」
が有り,道路は,足尾街道から曲がってすぐの部分こそ狭かったが,その先は良かった。
地図や案内書では,かじか荘から先も,もう少し車が入れるように書いてあるが,実際にはかじか
荘から100mほど先で一般車は通行止めになり,そこに
駐車場
があった。 かじか荘でトイレを借り,駐車場で朝食を食べて出発したのは,7時10分を過ぎて いた。 上空を覆っていた雲も少しずつ消えて行き, 対岸の頂に朝日が当たり始めた。紅葉は 今が最盛期で,ここの紅葉は赤が多く,とても華やかだ。 ![]() 一の鳥居 まではちょうど1時間かかった。前半は舗装路,後半は未舗装の砂利道だったが,緩や かな登りの整備された道で,アプローチとしては最適だった。 一の鳥居 からは徐々に傾斜が出てきたが,それでも 鏡岩 までは楽な登りだった。 ![]() 鏡岩から登りがきつくなり,樹林帯を進むうちに 庚申山荘 へ着いた。一の鳥居から庚申山荘まで,休憩の5分を除き,標準タイムの70分で登っ た。 庚申山荘 は,無人と言うことだが比較的きれいな山小屋で,料金表が掲げてあり,休憩でも料金 が必要と書いてあった。庚申山荘から見上げる庚申山は,垂直に切り立った岸壁が連続しており, すごい迫力で迫ってきた。この迫力は写らないだろうと思いつつも写真を撮った。 ![]() 庚申山荘からの登りはいきなりの急登で,ハシゴ,くさりを使い,両手両足をフルに 使わないと登れない。標準タイムは60分となっているが,途中2回の休憩を含み95分かかった。 庚申山荘から山頂まで標高差が380mもあり,これを1時間で登るのはかなり厳しい 時間設定だ。 空腹だったこともあり,今回は足の筋肉の疲労を覚えた。踏み込んだ足に体重をかけ 膝を伸ばし体を持ち上げることが辛かった。「よいしょ」とかけ声をかけながら登った。息が苦し いとか,心拍数が上がりすぎると言うことではなく,力が入らないのである。 山頂は灌木に覆われ,見通しは良くなかった。 少し先の見晴らし台まで行くと,正面に皇海山,左に鋸山,右奥には日光連山が広がって 見えた。 正面の山は皇海山 ![]() 高度が上がるに従って急激に風が冷たくなり,山頂には長居できなかった。庚申山荘 の少し手前まで下って来て,滝の下の沢のところで昼食にした。岩場の連続した 「お山巡りコース」 を歩くことも考えたが,安全を考え,次回に回すことにした。 山荘付近には多くの人がおり,ビールを飲んで大声で騒いでいた。この人たちは山頂 までは登らないのだろう。庚申山は,仮に山頂を目指さなくとも,それなりにいい山である。 昼食後は休憩なしで駐車場まで歩いてきた。山頂から庚申山荘まで約1時間(昼食休 憩を含まず),一の鳥居まで約1時間,駐車場まで更に1時間の合計3時間だった。 宇都宮への帰路は,粕尾峠を越えたが,さすがに交通量が多く,他県ナンバーの車 などは,すれ違いに苦労する場面もあった ページトップへ |