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戦 場 ヶ 原 NPV特定種開花調査

2011年(平成23年) 6月4日(土)

 日光パークボランティア の特定種開花調査で戦場ヶ原へ行ってきた。調査種は,前回(5月22日)と同じ クロミノウグイスカグラ  前回は蕾が多かったが,今回は咲いてるものが多く,花の数は明らかに多くなっていた。


 木道の間には, タチツボスミレ が咲いていた。


 例年だと,この時期, ズミ が咲き始めるのだが,今年はまだ蕾のままだった。



 枯木のてっぺんに野鳥がとまっていた。カメラの望遠を最大にして撮影した。胸の紋様 から ホオアカ ではないかと思う。


 湿原では ヒメシャクナゲ が咲いていた。


 ワタスゲ も白い穂を出し始めた。ほんとうに綿の実のようだ。


 ワタスゲの花穂 もたくさん見られたので,今年も大群落が見られるだろう。


 戦場ヶ原では ワタスゲ の白い花穂が増え始めた。良い写真を撮りたいのだろうが,そのために湿原に入り込む自 分勝手なカメラマンがいて困っている。


 カラマツの雌花 は綺麗で可愛いのだが,雌花を付ける木はあまり多くはない。この木はたくさんの雌花を 着けていた。


 木のてっぺんに野鳥がとまっていた。体型から見るとモズのようだ。


 調査後 ボランティアハウス にもどり,記録の整理などをして,今日の調査活動は終わった。まだ時間も早く, 湯の湖西岸のシャクナゲ が綺麗だと聞いたので,行ってみることにした。
 汚水処理場の脇から遊歩道に入って,まず目に入ったのが, ミヤマカタバミ の花だ。花弁の内側にある薄い青紫の筋が爽やかだ。


 そう言えば, シャクナゲ が咲いている時期にここを歩いた記憶が無い。もともとここを歩くことは少ないのだが, ゆっくりと歩いてみると良いコースだ。
 シャクナゲ は咲いてるものが多かったが,まだ蕾のものもあった。



 アズマシャクナゲ 独特のやさしいピンク色だ。


 遊歩道の脇に,たくさんの花を付けた大きな株があった。


 ここには, トウゴクミツバツツジ も咲いていた。


 今日は良い天気に恵まれ,たのしい調査ができた。またまた改めて奥日光の良さを味わ うことが出来,大満足だった。

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