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石 楠 花 平
NPV雪上パトロール 2015年(平成27年) 2月11日(水・祝) |
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コース・タイム 宇都宮(7:20) ⇒ 日光湯元駐車場(8:30) VC(9:00) → 金精の森コース分岐(9:45) → 石楠花平(10:30-35) → 刈込湖分岐(11:10) → 泉源(11:30) → VC(11:40-昼食) 湯元駐車場(12:15) ⇒ 宇都宮(13:30) 同行者 日光パークボランティア1人,職員1人 |
今日は,
日光パークボランティア
の
雪上パトロール
に参加することにした。上空には青空が広がっていたが,どういうこと か
男体山
の頂上にだけ白い雲が掛かっていた。![]() 戦場ヶ原 を横断する国道はよく除雪されていたが,気温が低いので,路面は凍結している。スピー ドさえ出さなければ,安心して走れる。左奥に頂上だけが真っ白に見える山が 湯泉ヶ岳 ![]() 湯元 の駐車場に着いた。自動車の外気温計は マイナス4℃ 庵滝を目指した2月7日 は, マイナス9℃ だったから,それそれよりはかなり高い。 ビジターセンター で簡単な打合せをして出発した。スノーシューは手に提げて歩いた。 ![]() 除雪 されているのはここまで。ここで スノーシュー を履いた。しばらくはこの道を直進する。 ![]() ここで, 金精の森コース と, 石楠花平コース が分かれる。左へ直進すると金精の森コース,右に折れると石楠花平コースになる。 ![]() 石楠花平コース には新しい踏み跡がない。コースリボンを確認しながら先に進んだ。真っ白な雪面を歩く のは気持ちが良い。 ![]() ここで,ガードレールを乗り越え 金精道路 に出る。このまま直進すると危険なので,間違って進まないように,正面にネットが張ら れている。 ![]() 金精道路 に出て,峠方向に少し進むと 石楠花平 に出る。石楠花平からの見晴らしはあまり良くないが,その手前からの見晴らしはすばら しい。下半分には 湯ノ湖 が写っている。湯ノ湖は,左手前の部分が凍結しておらず,水面が波立ってきらきら輝い ている。その上の2本の白い横線が 戦場ヶ原 で,上下2つに分けているのが 糠塚 だ。その右上の白い逆三角形が 中禅寺湖 で,中禅寺湖の背後の山は 半月山 ![]() 真っ白な頂は 前白根山 に続く尾根。しっかりと雪が着いている。 ![]() 金精山 の岩壁が荒々しく迫ってくる。 ![]() 金精道路 は,約50年前(1965年)に金精トンネルの開通に伴って開通した。当時は, 石楠花平周辺 の樹木も背が低く,見晴らしが良かった。 ![]() 石楠花平 で休憩してから, 金精道路 を引き返して,刈込湖分岐を目指した。路面の積雪は70〜100cm程度。 ![]() 正面の斜面を,立派な角を生やした 牡鹿 が横切っていった。真冬でも麓に下らない 「越冬鹿」 が増えている。 ![]() この場所は風が強く,雪が吹き飛ばされてしまい,道路の舗装面が出ている。 ![]() 道路から, 湯元スキー場 がよく見える。今日は休日なので,スキーヤーも多い。 ![]() 原発事故の影響で客足が遠のいた 湯元温泉街 も,かつての賑わいを取り戻しつつある。 ![]() 雪の上に, 小さな模様 があった。小鳥の足跡かと思ったのだが,よく見てみると規則性が無く,足跡とは違う。 何カ所か観察して原因が分かった。柔らかな雪の上に落ちた木の葉が, 風で転がったと き に痕を付けているのだ。だから不規則な模様になる。不思議な模様だ。 ![]() 刈込湖分岐 夏には駐車スペースとなる路肩も,1m近い雪で埋め尽くされている。 ![]() 刈込湖分岐から北方を見た。正面の尾根の右下の峠が 小峠 湯泉ヶ岳はここからは見えない。 ![]() 金精道路から急斜面を下って 泉源 へ。この泉源にはいくつかの湧き口があり,各旅館が専用または共用で各湯船に引いてい る。 ![]() スノーシュー は,その構造上,急傾斜の雪道を下るのには適していない。急傾斜は,登る方が歩きやす いので,雪上探検ツアーでは,今日歩いた逆コースが良いのかもしれない。 このところ奥日光に来る機会が増えているが,いつ来ても,何度来ても,その度に異な った姿を見せてくれるので,飽きることはない。 ページトップへ |