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尾 瀬
学校キャンプ 2015年(平成27年) 7月22日(水)-24日(金) |
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| コース・タイム 7月22日(水) 学校(8:05) ⇒(貸切)⇒ 大清水(11:14(昼食)-56) ⇒(シャトル)⇒ 一ノ瀬(12:07) 一ノ瀬(12:17) → 岩清水(13:06-17) → 三平峠(14:00-16) → 三平下(14:34-48) → 長蔵小屋(15:09ー20) →(大江湿原)→ 長蔵小屋(15:45-泊) 7月23日(木) 長蔵小屋(8:29) → 沼尻休憩所(9:32-56) → 弥四郎小屋(11:48-昼食-12:50) → 三条の滝(14:48-56) → 弥四郎小屋(16:50-泊) 7月24日(金) 弥四郎小屋(8:22) → 竜宮小屋(8:54-9:06) → 山ノ鼻(10:43-昼食-11:50) → 鳩待峠(13:15) 鳩待峠(14:00) ⇒(貸切バス)⇒ 学校(17:15) 同行者 中学2年生16人,引率(ガイド,添乗員含んで)8人 |
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この中学校の尾瀬キャンプ
は今年で3回目だ。1回目,2回目は1年生で実施してきたが,他の行事との関係で,今年から2年生の行事ととなった。
そのため,昨年は尾瀬キャンプは実施せず,今年は2年ぶりの実施となった。前2回は,
御池から
沼山峠経由で尾瀬沼に入り,初日に見晴まで行ったのだが,今年は
大清水から
三平峠経由で尾瀬沼に入り,初日は
長蔵小屋
に泊まることにした。 初日が長蔵小屋までと言うことになれば,一ノ瀬を13時頃までにスタートすれば十分に間に合う。さらに,昨年まで 数年間の社会実験を経て,今年から正式運行となった, 一ノ瀬までのシャトルバス を利用することにした。シャトルバスは,現在は10人乗り(運転手を入れて)の車が4台で30分おきに大清水と一ノ瀬 から出発する。乗客が多ければ増発するが,最大でも3台までなので,乗り切れない場合は,原則30分後になる。 今年の2年生は人数が少ないので,3台で乗り切れるから,一般の乗客が少なければ,問題はない。 予約することはできず,原則,乗車口に並んだ順に乗車する ことになる。 昼食は,食中毒の防止という観点や,弁当殻の処分の問題などで,できるだけ現地の 山小屋 などで食べることにした。第1日目も,大清水の休憩所で調達しようとしたのだが,対応できないと言う。しかたないの で,宇都宮から弁当をバスに積み込み, バスの中で 食べてから行動開始することにした。弁当の空き箱はバスに載せて持ち帰り処分してもらうことにした。 7月22日(水) 宇都宮を8寺に発ったバスが大清水に着いたのが11時15分。バスの中や建物の軒下で弁当を食べ,準備をして12 時発の シャトルバス に乗車することができた。一般の乗客は居なかったので,3台のバスで一度に乗ることができた。 昨年の社会実験では,トヨタの エステマハイブリッド を使っていたが,今年からは,戸倉-鳩待峠間で乗り合いタクシーとして使っているものと同じ ハイエース になった。3ナンバー車だが,エステマよりは一回り大きい。
一ノ瀬 でシャトルバスを降り,それぞれに 出発の準備 陽射しが強く,日向にいるとジリジリと焼ける。でも,日陰に入るとかなり涼しい。ここは標高1400m。 まず,全員を集め, ザックの背負い方 をレクチャーした。生徒たちには,荷物を少なくするように指導したのだが,かなり大きい荷物を持ってきていた。重い 荷物を背負う場合には, ウエストベルトの位置 が骨盤の少し上になるように肩紐を調節することが大切なのだが,ウエストベルトのない小型ザックに無理矢理詰め込ん できた生徒もおり,調整がなかなか難しかった。
途中,日陰を選んで 立ち休み 熱中症防止のため,水分補給のために,20〜30分おきに休憩を取った。この写真からも,荷物の大きさに個人差が あることが分かる。
三平峠 今日は,あとはもう下るだけ。
三平峠から 三平下の休憩所 まで20分ほどなのだが,ここにはトイレがあるので,再び休憩。やはり,炎天下は暑い。できれば日陰で休憩させた かったのだが,適当な場所がない。
長蔵小屋 に着いて,荷物を部屋に入れて再び集合。これから 大江湿原 を散策する。
大江湿原の ニッコウキスゲ は今が最盛期。5〜6年ぶりという大群落に出会えた。 ![]() コバイケイソウ 花は終盤を迎えていたが,まだ十分にきれいだった。 ![]() 「ヤナギランの丘」 と呼ばれる高台に, 平野長蔵とその一家 のお墓がある。ここからの大江湿原の眺めが私は大好きだ。
平野長蔵 の墓碑の側面に歌が彫ってある。 ひらかむと 心つくして をせのぬに 鳴く水鳥の 謦をききつつ 尾瀬沼山人 花茎が枝分かれせずに真っ直ぐに伸びているアザミは ノアザミ だ ![]() 大江湿原のシンボル 三本唐松
植えた訳でもないのだろうが, 木道近く の生育密度が濃いのはなぜなのだろう。 ![]() 小屋に戻って 夕食
本館の庭には ヒメサユリ が咲いていた。植えたものらしい。 ![]() 夕日 が雲の間に沈んだ。明日は天気が崩れるのか。 ![]() 心配したとおり, 夜半から雨 になり,かなり大きな音を立てて降った。 7月23日(木) 雨は依然として降っている。少し明るくなって周囲が見えだした。窓から見える 燧ヶ岳 は,中腹から上が雨雲の中だ ![]() 朝食 を食べに本館に行く頃には雨も小降りになり,カッパを着ないで移動できた。けっして豪華とは言えない朝食だが,山 小屋としては標準的なものだ。
朝食を終えて身支度をし, 出発 する頃には,雨も止み,薄日が差してきた。いつ降り出すかも分からない状態なので,カッパのズボンだけ履くように 指示した。
大江湿原から樹林帯に入ると直ぐに シカ除けのネット が設置してある。このようなゲートの向きということは, 燧ヶ岳方面から大江湿原へ の移動を阻止する狙いのようだ。このネットが何時設置されたのかなどについて,尾瀬財団のホームページなど色々調べ たのだが,どこにも記述されていなかったので,詳細はわからない。
木道の上で 立ち休み 尾瀬では,腰を下ろして休憩できる場所は多くはない。どうしても,立ち休みが多くなってしまう
沼尻の休憩所 天気も安定してきたので,カッパのズボンも脱いで良いと指示した。
見晴らしへ向かう道の足元に, ショウキラン が咲いていた。葉緑体を持たない種子植物で,非常に珍しい花だ。
沼尻から1時間50分で 見晴 に到着した。
弥四郎小屋 で 昼食 を食べた。
天候の状態によっては,中止することも考えたのだが,今は雨は降っていないので,計画通り 三条の滝へ 向かうことにした。雨具と水筒だけを持って出発した
三条の滝への道 は,かなり悪路だ。
途中の, 平滑の滝 付近から雨が降り出したので,カッパを着るように指示した。 急な木製階段を降り,観瀑台まで降りた。 三条の滝 は,水量も多く,迫力満点だ。雨が徐々に強くなってきた。 ![]() 雨は強くなったり弱くなったりしながら降り続いた。もともとぬかるんでいる道が,一層歩きづらくなった。 赤田代の休憩所に着く頃に雨はようやく小降りになった。 ミズチドリ
サワラン 尾瀬では アサヒラン と呼んでいる。 ![]() やっとのことで 弥四郎小屋 にたどり着いた。まず,乾いたものに着替えさせ,濡れたものは乾燥室に運ぶように指示した。一般客と分けて5時から 予定していた夕食も,10分遅れで何とかスタートでき,5時45分からの一般客の夕食までには終了できた。 7時からの入浴後,生徒たちにはサプライズとしてソフトクリームが出された。 雨は夜中降り続いた。 7月24日(金) 朝になっても雨は降っていた。全体的に快方に向かっているという予報なので, 山ノ鼻 から 鳩待峠 に向かう頃には雨も止むだろうと考えていた。 朝食は質素だが美味しかった。
雨は小降りにはなったのだが,依然として降っている。カッパを着させようか,出発直前まで迷っていたのだが, 結局, カッパを着て歩き出す ことにした。 やはり ザックカバー はあった方が良い。大きめのビニル袋で代用することもできるというふうに伝えてあったので,ビニル袋を持ってき た生徒が何人か居たが,肩紐を通す穴を開けることとか,かなり手間がかかった。次回からは,ザックカバー を必須とした方が良いだろう。
濡れた木道は注意しなければならないのだが,ほぼ水平なので,あまり滑らない。正面に見えるはずの 至仏山 も雲の中だ。
竜宮小屋 の前で休憩。雨は,強くはないが,しっかりと降っている。
牛首三叉路 で休憩 ここは,ベンチの数が多いので,多人数でも腰掛けて休むことができる。
これは カキツバタ 花びらの中央の線が白色なのが特徴。もし,中央の線が黄色ならば, ノハナショウブ だ。
山ノ鼻小屋 で 昼食 今日は牛丼
山ノ鼻から, 鳩待峠 まで最後の登りに懸かった。私は,体力の無い子でも付いてこられるように,ペースを落として先導した。いくつかの グループが追いついてきた。途中で,立ち休みを兼ねて道を譲ったのだが,追い越していく団体の列がなかなか 途切れない。 際限がないので,途中で行動を開始した。 峠に近づくに従って雨が激しくなってきた。 峠に着いたところで,着替えをさせたいと思い, 鳩待山荘 に部屋を借りたいと頼んだのだが満室と言うことで断られた。仕方なく,男子生徒は,鳩待山荘の軒下で着替えさせ, 女子生徒は迎えに来たバスの中で着替えさせた。今回は鳩待峠まで入れるように, 中型バス をチャーターした。おかげで,着替えに利用することができた。 バスは,鳩待峠を午後2時に出発し,学校着は5時15分。やはり3時間15分かかった。ほぼ予定通りだった。 尾瀬に雨はつきものと言うが,今回も雨に降られた。前回の反省を踏まえて,準備させたので,強い雨の割にはうま く対処することができた。 ページトップへ |