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古 賀 志 山 2016年(平成28年) 4月9日(土) |
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コース・タイム 自宅(8:25) ⇒ 赤川ダム駐車場(8:50) 駐車場(9:00) → 四阿(9:28) → カタクリ群生地 → 中尾根縦走路(10:21) → クランクピーク(11:20-昼食-50) → 分岐(12:01) → 北登山道ベンチ(12:16) → 水場(12:29) → 東尾根(反省岩12:43-13:00) → 登山口(13:26) → 駐車場(13:41) 赤川ダム駐車場(13:55) ⇒ 自宅(14:20) 同行者 妻 |
今年の春は,カタクリの花の絶好機に二人して風邪を引いてしまい,出かけることがで
きなかった。風邪もなんとか落ち着いてきたので,
古賀志山
に出かけることにした。たぶん,カタクリの花は遅いだろうが,一応,群生地を訪れてみ
ることにした。 赤川ダムの駐車場 では,周囲に植えられた ソメイヨシノ が満開だった。今日は土曜日と言うことで,駐車場はほぼ満杯だった。やっとのことで空 いている枠を探し,車を停めた。今日は山の上も大賑わいなのだろう。 ![]() ダム湖の湖畔にある シダレザクラ も満開だ。 ![]() ソメイヨシノ の他に,緑の葉を付けた 白花のサクラ もきれいだった。 ![]() 今日は,混雑を避けて, 中尾根 に行くことにした。 車道を,北登山道方向に行かずに直進し, 四阿 のところで赤川を渡って登山道に入る。 ![]() 登山道は, 笹の入り込んだ斜面 を登っていく。今日は気温が高く,もう汗が出てくる。 ![]() 葉脈が紫色のこの植物は ニシキゴロモ だ。 ![]() 登山道の脇 に大きな穴がいくつも見られた。どうやら, イノシシ が掘った穴らしい。イノシシは,土を掘り起こし,地下茎や球根を好んで食べる。かつて はこれほどではなかったが,最近,イノシシの被害が増えている。 ![]() 木イチゴ の白い花が咲いていた。 モミジイチゴ ![]() カタクリ の花は予想通りに盛りを過ぎていた。花弁の内側にある文様については,あまり知られて いないようだが,個体差(地域差)があって面白い。 ![]() 最盛期を過ぎ,傷んだが花が多かった。 ![]() この付近は,私の知る限り,古賀志山では 最も密度の濃い群生地 だ ![]() 登山道から少し離れた場所に白っぽい花が咲いていると,妻が教えてくれた。 ヒカゲツツジ だ。咲くのはもう少し先だと思っていたので,気づかなかった。 ![]() ヒカゲツツジ は日本固有種で,栃木県以西の低山に生育している。東北地方以北や標高の高いところで は生育していない。 栃木県レッドデータブックでは 「準絶滅危惧(Cランク)」 に指定されている植物だ。 ツツジ の中では, シャクナゲ に近いという。 ![]() 1番岩と2番岩の鞍部で, 縦走路 に出た。 ![]() いつもの岩で,いつものように岩登り。 ![]() 赤紫の花は ミツバツツジ ![]() 2番岩と3番岩の鞍部 ![]() 見晴らしの良い場所に立つと,眼下に 赤川ダム湖 が見える。周囲に植えられた ソメイヨシノ が満開だ。 ![]() イワウチワ が蕾を付けていた。 ![]() アカヤシオ も,最盛期は過ぎていたが,まだまだきれいだった。 ![]() クランクピークで昼食を摂り,先に進んだ。 この鞍部 で中尾根の縦走路から分かれ,左方向に下ることにした。 ![]() タチツボスミレ ![]() エイザンスミレ は,葉が大きく切れ込むことで,他のスミレとは区別できるが,特に花が大きくきれいだ。 ![]() ヒノキ の植林 まだまだ花粉が飛んでいるようで,妻の花粉症がひどくなった。 ![]() 北登山道 に出た。新しくベンチが作られていた。 ![]() オレンジ色の花は ヤマツツジ ![]() 水場から再び 東尾根 に登り返し, 「反省岩」 で休憩した。反省岩の近くに ヒカゲツツジ が咲いていた。 ![]() 東尾根の東端から急斜面を降りて 登山口 へ出た。 ![]() 駐車場へ向かう途中,再び シダレザクラ を見た。 ![]() 駐車場 に戻ってきた。車は更に増え,駐車枠以外にもたくさんの車が停められていた。 ![]() 今日は,久しぶりの山歩きで疲れたが,楽しく歩くことができ,気分転換になった。 ページトップへ |