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高 山 2017年(平成29年) 1月 3日(火) |
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コース・タイム 宇都宮(6:35) ⇒ 竜頭の滝上駐車場(7:32-朝食) 駐車場(8:09) → 主尾根東端(8:38-42) → 頂上(10:00-22) → 合流点(11:18-昼食-40) → 熊窪(11:46) → 栃窪(12:00-04) → 赤岩(12:23) → 休憩(12:30-38) → 竜頭の滝(13:00-08) → 駐車場(13:17) 竜頭の滝上駐車場(13:26) ⇒ 宇都宮(14:29) 同行者 単独 |
正月の高山登山
は,
2010年
の
ヤッホー宇都宮
の新年登山から始まった。それ以後,
2011年,2013年,2015年
と続き,今年で
5回目
だ。 高山 は,中禅寺湖と戦場ヶ原の間にあって標高が 1667.5m ある。標高が高いので,雪も比較的多いのだが,登山口の標高が 1350m 程あるので標高差は 320m弱 で,登りやすい山だ。 天気予報も良かったので, 1月3日 に登ることにして,6時30分に自宅を出,コンビニで朝食と昼食を買って日光に向かっ た。 日光宇都宮道路 を走っている間に陽が昇った。いつもの写真だが, バックミラーの中に陽が昇った。 ![]() 正面に見える 女峰山 の山肌がバラ色に輝いた。でも,頂上には雲がかかっている。 ![]() いろは坂 を登っていっても,路面にも路肩にも雪はない。 ![]() いろは坂の 第11カーブ では,正面から陽が射す。一瞬目がくらみ,前が見えなくなる。そのことを知らずにこの カーブに入ると,慌てることになる。 ![]() 中禅寺湖畔でも周りに雪はない。菖蒲が浜から 竜頭道路 に入ると雪が現れた。 路面は凍結 している。慎重に車を進めた。 ![]() 竜頭の滝上駐車場 に着いたが,駐車している車は全くない。薄く雪が覆っているが,積雪は1cmもない。 ![]() 車の車外温度計は 氷点下2℃ を示していた。比較的暖かだ。ここは風も吹いていない。車内で朝食を食べ,身支度をし て歩き出した。 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ にモンベルの クリマブロックロッシュジャケット その上にラテラの DUALUXジャケット を着て,頭にはニット帽を被った。靴は夏用の テクニカ ザックの中に の軽合金製の14本爪アイゼン を持ち, チェーンアイゼン を履いてスタートした。 ストック はザックに取り付け, ピッケル を手に持った。今日はストックの出番はなかった。 ![]() 高山の登山口 今年は雪が少ない,と言うか殆ど積もっていない。 一昨年の写真 と比較するとよく分かる。 ![]() 2015年1月5日 の登山口の写真 例年はこのくらいの積雪がある。 ![]() この尾根 を直登する。ここにも雪はないが,地面はカチカチに凍り付いている。ピッケルの石突き もはじかれるほどだ。 ![]() 約30分で 尾根の上 まで登った。雪がないので,さすがに速い。 ![]() 尾根の背を進むと,間もなく 夏道と合流 する。これほど雪が少なければ,夏道を通っても危険はない。この夏道は,かつて雪崩が 起きて遭難者が出たことがあり,積雪の常態によっては歩かない方が良い。 ![]() 南側の斜面 では,雪は全く見られない。 ![]() 暑くなったので,ラテラのDUALUXジャケットを脱いでウインドブレーカーを着た。 ![]() 中禅寺湖 の水面が光っている。その奥のピークが 半月山 ![]() 山頂への 最後の斜面 をジグザグに登っていく。 ![]() 上の写真と同じ場所の, 2015年1月5日の写真 通常はこのくらいの積雪がある。 ![]() 枝の向こうに見える 男体山 も雪は少ない。 ![]() 戦場ヶ原 にも雪は見えない。白く見えるのは,開拓農家の畑。 ![]() 山頂記念 ![]() 2015年1月5日の山頂 ![]() 山頂で少し休憩して下山を開始した。一昨年は,来た道を戻ったのだが, 今年は山頂から西に下り,中禅寺湖の北岸を歩いて菖蒲が浜まで行く ことにした。登山道は,斜面をジグザグに下って無名峠に行くのだが,今日は, 真っ直ぐに西に下る ことにした。 さらに,途中から南に延びる尾根を下った。最後までこの尾根を下りたかったのだが, 急傾斜の岩場になったので途中で右に逃げた。 ![]() 雪はなく,斜面を落ち葉が覆っている。歩きやすそうだが,落ち葉の下は凍結しており, アイゼンがないと下るのは難しい。 チェーンアイゼンから14本爪のアイゼンに履き替えて斜面を下った。 ![]() 無名峠から熊窪に向かう登山道まで下りてきて, 下って来た尾根を振り返った。 見上げて写真を撮ると傾斜が分からないが,かなりの傾斜がある。 ここでアイゼンを外し,ピッケルもザックに固定した。これから先はほぼ平坦路なので, ストックも必要なかった。 ![]() 熊窪 が見えてきた。 ![]() 湖畔に近づくと風が出てきた。寒くなったので,ラテラのジャケットを着た。 ![]() 熊窪浜 湖面は穏やかだ。 ![]() 遊歩道の真ん中に 大きな石 がある。 ![]() 同じ石の, 2004年2月28日の写真 そのときはこのくらい雪があった。 ![]() 栃窪まで来た。 オオヤマザクラ が湖面に向かって枝を伸ばしている。 ![]() オオヤマザクラ の蕾は,これからの本格的な寒さを乗り越えるため,固い鎧を着けている。 ![]() 栃窪から 赤岩 を目指して緩やかに登る。 ![]() ここを通るときにいつも休憩する ベンチ岩 正面に見える 社山 も,雪が吹き掛けて霞んでいる。 ![]() 菖蒲が浜まで戻ってきた。かつてあった 菖蒲が浜スキー場 の駐車場奥には シラカンバ の林がある。四季折々にきれいな姿を見せてくれるのだが,今日は白い幹が寒そうだ。 ![]() 今日は,車を滝上の駐車場に置いてあるので,そこまで登らなければならない。 竜頭の滝 に沿って登っていく。観光客も少なく,静かだ。 ![]() やっと 駐車場 に着いた。 5時間と少しで1周してきた。 もっと雪の上を歩きたかったのだが,今回は叶わなかった。 ![]() 駐車場で身支度を解き,帰途に就いた。この時期としては暖かで楽しい山歩きができた。 ページトップへ |