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社 山 2017年(平成29年) 8月28日(月) |
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コース・タイム 自宅(5:52) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:45-朝食) 駐車場(7:25) → 狸窪(8:01) → 阿世潟(8:24-30) → 阿世潟峠(8:52) → 山頂(10:18-43) → 昼食(11:17-33) → 阿世潟峠(11:56-12:00) → 阿世潟(12:18-24) → 狸窪(12:48) → 駐車場(13:30) 歌ヶ浜駐車場(13:44) ⇒ 自宅(14:52) 同行者 単独 |
今年の夏は
天候不順
で,晴天が続かなかった。
白馬や八ヶ岳
に行きたいと計画していたのだが,天候が安定せずに,実行できなかった。今日は,久し
ぶりに雨の心配がないようなので,
社山
に登ることにした。
社山
は 春夏秋冬いつ登っても それぞれに趣があって私の大好きな山の一つだ。社山には2月
26日以来半年ぶりの登山だ。 天気予報ではもう少し良い天気になるはずだったのだが,上空は雲に覆われており,青 空は見えない。でも,日光バイパスの 日光口PA付近から見える女峰山 には雲はかかっていない。あまり悪い天気にはならないだろう。 ![]() 歌ヶ浜の県営駐車場 に着いた。シーズンオフの平日と言うことで,駐車場は閑散としている。 ![]() 中禅寺湖 の対岸には,少しだけ雲の衣装を着けた 奥白根山 の山頂が見えた。 ![]() 身支度をして出発した。朝のうち涼しかったので長袖を着て歩き出したのだが,直ぐに 半袖に着替えた。 ![]() 桟橋には 観光船 が停泊していた。この夏から新造船の「男体」が定期航路に就航したので,機会があれば乗 ってみたい。 ![]() ナナカマド の実が赤くなっていた。歩きながらの撮影なので,手ぶれを起こしている。きちんと立ち 止まって撮影すればいいのだが,歩調を乱れさせたくないので,歩きながらシャッターを切ることが 多い。 ![]() 中禅寺湖 の湖岸に出てみた。中禅寺湖の水位はやや下がっているように見えた。奥に見える 社山 も,少し霞んでいる。 ![]() 狸窪 を過ぎて 阿世潟 に向かう。私はこの樹林帯の歩道が好きだ。夏は,木の枝が陽射しを遮り涼しさをもたら し,冬には葉を落とし陽射しを地面まで届ける。 ![]() 再び湖畔に出て 男体山 を見た。中腹に雲がたなびいている。今日は風がないので,湖面は穏やかだ。 ![]() 阿世潟 に着いた。 千手ヶ浜 に向かうルートにガイドロープが張られて分かりやすくなった。たしかに,今までは分か りづらかった。歩いてきた道を直進し,途中で気づいて戻ってきた人に出会ったことが幾度かあった。 私はまだ,この道を千手ヶ浜まで歩いたことはない。私にはあまり魅力を感じないコースなのだ。 ![]() 阿世潟から 阿世潟峠 に向かった。登山道はよく整備されている。 ![]() 阿世潟峠 は十字路だ。 半月山から社山に向かう縦走路 に, 阿世潟から足尾に向かう道 が交差している。足尾に向かう道は,昔は通る人も多かったらしいのだが,今は通る人は 殆ど無く,整備はされていない。一度は歩いてみたいコースなのだが,まだその機会はない。 ![]() 峠から少し登ると, 山頂 が望める。中央奥のガスのかかったピークが山頂なのだが,本当の山頂はその更に奥で, ここからは見えない。 ![]() いつも,ここまで登ってくると 富士山 を探す。この円の中に見えるはずなのだが,今日は見えない。 ![]() リョウブ の花が咲いていた。この時期に咲いている花は少ない。 ![]() 足元に ヤマハハコ が咲いていた。 カイガラソウ のようにピンと張った花びらがかわいい。 ![]() 私が勝手に名付けた 「社山キレット」 このコース唯一の危険個所と言っても無雪期は特に問題はない。積雪期に風にあおられ ると要注意だ。 ![]() 途中で歩いてきたコースを振り返る。奥のピークが 半月山 だ。 ![]() 中禅寺湖 ![]() 私が大好きな 「天上の散歩道」 山頂付近だけガスに覆われている。 ![]() ロックガーデン から上がガスに覆われている。 ![]() かなりガスが濃く,山頂からの見晴は殆どない。山頂標識もはっきり見えない。歌ヶ浜 の駐車場から 2時間53分 で頂上に立てた。今年の夏は,身体がだるく,山歩きの意欲も湧かなかったので,体力が 落ちていることは自覚していた。その中で,3時間を切って登れたのだから,まあ,満足できるタイ ムだった。ちなみに,ベストタイムは昨年9月10日の2時間41分だ。 ![]() 山頂 では,妻に電話してから,FBに投稿した。ここは携帯の電波が届いている。 山頂には長居せずに,下山にかかった 少し降りてくると視界が開けた。 ![]() この時期に咲いている数少ない花の一つ シロヨメナ ![]() 雨量計ピークの手前のピークを巻く道の途中に良い 休憩場所 がある。南に面した窪地になっており,冬でも北風を防いでくれる場所だ。私はいつもこ の場所で昼食を食べることにしている。今日もそこでゆっくりと食事をして, 阿世潟 まで降りてきた。阿世潟には日が差していた。 ![]() 道路に果実のついた ブナ の枝が落ちていた。風で折れたのかと思ったのだが, 殻斗 が開かれ中の 堅果 が取り出されているところを見ると,何ものかが実を食べるために折ったのだと考えるの が自然だろう。そう,ブナの堅果は, ツキノワグマ の大好物なのだ。まだこの近くに居るかも知れない。 ![]() 歌ヶ浜の駐車場 まで戻ってきた。 男体山 の山頂がで覆われてきた。 ![]() 奥白根山 は,霞んではいるが山頂が見えている。 ![]() 社山 も山頂のガスは取れたようだ。 ![]() 駐車場の車は増えていた。 ![]() 身支度を解いて駐車場を後にした。 この時期にしては珍しいことだが,いろは坂の途中から のろのろ走行 になった。原因は 分からなかったが,いろは坂を降りきると普通に走れるようになった。 今日は, 山の上ほど天気が悪い という状態だったが。雨具の世話になることも無かったのだから,返ってかんかん照りよ り良かったのかも知れない。今日出会った登山者は,登りですれ違った御夫婦と,降りですれ違った 男性2人組,それに単独行の男性1人の5人だった。静かな社山を味わえて満足だった。 ページトップへ |