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沼 原 湿 原 2017年(平成29年) 9月21日(木) |
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コース・タイム 自宅(7:00) ⇒東北道⇒ 那須ロープウエイ駐車場(8:15-20) ⇒ 峠の茶屋駐車場(8:25-30 登山断念) ⇒ 沼原駐車場(9:01) 駐車場(9:34) → 沼原湿原 → 駐車場(11:20) 沼原駐車場(11:30) ⇒ 道の駅「やいた」(12:25-40) ⇒ 信生庵(12:50-昼食13:20) ⇒ 自宅(14:20) 同行者 妻 |
今日は,妻の提案もあって,
茶臼岳
の
牛ヶ首
に
リンドウ
を見に行くことにした。今日は平日なので,駐車場もそれほど混雑はしないと思ったのだ
が,念のために宇都宮の自宅を7時に出て,東北道を通って那須に向かった。麓の天気は
「晴れ」
なのだが,ネットの「山の天気」では
「強風で登山不適」
になっていた。 今日の計画では,ロープウエイで山頂駅まで登り,牛ヶ首に廻って,峰の茶屋を経由し て降りる予定だった。 まだ運行開始の時間にはなっていないが,ロープウエイ駅には, 「運行休止中」 の表示が出ていた。車の外に出てみたが,かなり強い風が吹いている。 この状態ならば, 運行開始の時間になっても動くかどうかは分からない。 ![]() そこで,ロープウエイの利用は諦めて, 峠の茶屋駐車場 まで行ってみて,もし歩けるようならば,途中まででも行ってみようという事になった。 峠の茶屋駐車場まで行ったが, 風は依然として強く とても歩ける状態ではなかった。駐車場には何台かの車が停まっており,歩き出した登 山者もいたようだが,ここの風は侮らない方が良い。 過去には死亡事故も出ており,私も駐車場や途中で諦めて引き返したことが何度もあっ た。 今日も,ここから歩くのは無理と結論して, 沼原 に行き先を変更した。 峠の茶屋駐車場を後にして,下る途中の 展望台 に車を止めた。ここから見える 茶臼岳 も,頂上付近には雲がかかり,強風が吹いていることが伺える。 ![]() 沼原駐車場 に着いた。 貯水池 の水は満水に近い状態だった。この貯水池は 揚水式 の 深山発電所 の 上池 になっている。揚水式発電所は,余裕のある 夜間電力 で水を汲み上げ,電力需要の多い昼間に水を落として発電する。そのため,一般的に, 朝には水位が高く, 夕方には水位が低く なる。 ![]() 傍らには 大きなクレーン車 が止まっており,何らかの作業をしていた。 ![]() 湿原 に行ってみることにした。陽射しはあるが,時折 強い風 が吹く。 ![]() 登山道の脇に マユミ が実を付けていた。少し色づき始めていた。 ![]() クマ出没注意 の看板が出ていた。那須地区は日光地区より ツキノワグマ の成育密度は濃い。あまり効果はないとも言われているが一応 熊鈴 を付けた。 ![]() 赤い実は オオカメノキ の実だ ![]() 湿原へは,この 石段道 を下る。 ![]() 湿原に出ると,まず トリカブト の花が出迎えた。 ![]() 黄色い花は オトギリソウ 大部分は咲き終わって実になっていたが,まだ咲いているものもあった。 ![]() リンドウ は霜に会うと花の先端が茶色に枯れてしまう。まだ霜には会っていないようだ。 ![]() 花びらの先端の斑点が特徴の アケボノソウ ![]() ムラサキの花は,湿原の秋を代表する サワギキョウ だ。でも,以前より数は少なくなった。 ![]() 南側から湿原に入った。草紅葉がきれいだった。正面に見える 流石山・大倉山 にも雲がかかっている。 ![]() 南東方向に見える 白笹山 には雲はかかっていない。 ![]() アキノキリンソウ ![]() メギ 春には黄色い花を咲かせ,秋には赤い実を付ける。 ![]() 沼原のベンチでコーヒーを湧かして飲み,駐車場に戻った。 帰路は,高速道を通らずに,関谷から矢板に抜け, 道の駅「やいた」 に寄った。野菜などを買ったあと,ここで昼食を食べようと思ったのだが,食道が満員だ ったので,やめにした。先に進んで, 川崎城址 の下にある 「ともなりそば処信生庵」 で蕎麦を食べて帰宅した。 ページトップへ |