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戦場ヶ原・小田代原 2018年(平成30年) 4月21日(土) |
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コース・タイム 自宅(7:50) ⇒ 赤沼駐車場(9:10) 駐車場(9:15) → 泉門池(10:55-昼食-11:29) → 小田代原(12:25) → 南戦場ヶ原展望台(12:54-13:12) → 駐車場(13:50) 赤沼駐車場(13:54) ⇒ 自宅(15:05) 同行者 妻 |
日本全体が高気圧に覆われ,好天になるという予報なので,
戦場ヶ原
を歩いてみることにした。妻と一緒に戦場ヶ原を歩くのは,昨年9月以来だ。 この時期は,木の芽吹きもまだで,咲いている花もほとんど無いが,何よりも 静かな奥日光 を味わくことができるので,私の好きな季節の一つだ。月末には,千手ヶ浜行きの 低公害バス が運行を始めるので,賑わいが始まる。 宇都宮の自宅を8時少し前に出て,日光バイパスを通り,日光を目指した。日光バイパ スから見る 日光連山 は,春霞のために煙って見えた。 いろは坂 の下では,木の芽も出始めていたが,高度が上がるにつれて,芽も小さくなり, 中宮祠 まで登ってくると,木々の芽はまだ固かった。 1時間と少しで 赤沼駐車場 に着いたが,意外と多くの車が停まっていた。 低公害バスはまだ運行していないので, 公衆トイレも,案内所も扉が閉まっていた。 ![]() 国道を横断するところから,雪の残った山が見える。 温泉ヶ岳(ユゼンガタケ) だ,奥日光でも最も奥に位置する山の一つだ。 ![]() 戦場ヶ原の 「自然研究路」 に入った。強い日差しが照りつけて暑い。薄いシャツ一枚になったが,風が無いのでちょ うど良かった。 ![]() カラマツ の芽が出始まった。 ![]() ツルコケモモ は木本なので茎は枯れない。葉もほとんどが残っている。 ![]() 「青木橋」 が架け替え工事をしていた。木造のように見えるが,見えないところに太い鉄骨が使われ ており,鉄骨を隠すように板が張られている。 ![]() 新らしい青木橋 は,青木橋の少し下流に作られていた。いままで多くの人を運んだ この橋 はもうすぐ勤めをを終える。 ![]() 小湿原まで来ると,目の前の木に小鳥が止まっている。 くちばしから目を通り,後ろに伸びる黒い直線 が目印で,これは ゴジュウカラ だ。比較的警戒心の少ない鳥で,写真に撮りやすい野鳥だ。 ![]() 「花」とは気づかないが,これも立派な花。 ヤマネコヤナギ だ。 バッコヤナギ とも言い,背丈が大きい。 ![]() 木道を大きなカエルがゆっくりと横切っていった。 アズマヒキガエル だ。 目の後ろから伸びる,黒白のライン が特徴だ。 ![]() 泉門池 まで行って昼食にした。食事をしていると, 「日光パークボランティア」 の腕章をした人がゴミ拾いをしながらやってきた。私も2年前まではパークボランティア として同じような活動をしていた。すると,もう一人,見覚えのある人がやってきた。TVにもよく 出演している ネイチャーガイドの安倍さん だ。今日は珍しく単独行だ。少し話をすることができた。 食事を終えて, 小田代原 に向かって歩き始めた。 少し歩くと,妻が 「あっ,咲いていた!」 と声を上げた。その指さす先に小さな花が咲いていた。 ヒメイチゲ だ。このコースにはヒメイチゲが多いのだが,私はまだ咲いていないだろうと思って注意 していなかったので,気づかなかった。妻はもしかしてと思って探していたのだという。最初に見つ けた花は特に小さくて,よほど注意して見ないと見落としてしまいそうなものだった。 ![]() カメラの先にある 小さな花 が分かるだろうか。でもこれは大きい方だ。最初に見つけた花はもっと小さかった。 ![]() 小田代原の北分岐 から右に進んで,小田代原を一周することにした。この周回道は ユニバーサル木道 として整備さ,歩きやすくなった。 ニワトコ の花芽が育っていた。 ![]() 小田代原 はまだ冬の眠りから覚めた様子は無い。 男体山 を背景にして 貴婦人 が佇む。 ![]() 大真名子山 と 小真名子山 の間に 女峰山の頂上 が見える。 ![]() 少し進むと,貴婦人の背景が変わる。これは 太郎山 だ ![]() 小田代原バス停の公衆トイレ は使用可能だった。昨年は,低公害バスの運航日まで使用できなかったから,今年は少し 早く使用可能になった。 車道を少し歩くと,背後に,雪の残った稜線が見えてくる。 白根隠し山から白檜山に繋がる稜線 だ。白根隠し山までは行ったことがあるが,その先はまだ歩いたことが無い。 車道を少し歩いてから,遊歩道に入った。 ![]() 林間コースを歩いて 赤沼駐車場 に戻った。初夏の日差しが男体山に照りつけている。 ![]() 良い天気に恵まれて,楽しく歩くことができた。起伏のほとんど無いコースだったが, やはり疲れた。 帰宅にはまだ早い時間だが,帰途につくことにした。 ページトップへ |