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社 山 2021年(令和3年) 4月20日(火) |
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コース・タイム 自宅(5:35) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:40-朝食) 駐車場(6:55) → 狸窪(7:33) → 阿世潟(7:57-8:04) → 阿世潟峠(8:31) → キレット(9:06-13) → 頂上(10:09-36) → 昼食(11:18-34) → 阿世潟峠(12:02) → 阿世潟(12:26-35) → 狸窪(13:00) → 駐車場(13:36) 歌ヶ浜駐車場(13:50) ⇒ 自宅(15:10) 同行者 【単独】 |
茶臼岳登山
から2週間が経った。天気が良くなると,自宅にじっとしていられない。またいつもの山
だが,
社山
に登ることにした。
日光道路
の
鳴虫山トンネル
を出たところから,
男体山
が見える。奥日光には一昨日降雪があり,日光湯元では路面が白くなった。男体山の頂上
も白さが増した。![]() いろは坂 の 第二明智トンネル を出たところからは, 奥白根山 が見える。 ここにはまだ雪がたっぷりとあるようだ。 ![]() 歌ヶ浜の駐車場 に着いた。既に 中禅寺湖 の釣りが解禁になっており,多くの釣り人が集まっている。駐車場も,空いているところ を探さなければならないほどに車が停まっている。車の 外気温度計 は8℃を示している。 あまり冷えてはいないが,ここは日陰なのでひんやりする。 ![]() 車内で朝食を食べ,身支度をして歩き出した。 今日の服装は,ボトムは CWX に冬用の少し厚めのトレッキングパンツ ,トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着てその上に ダクロン の半袖シャツを重ね,更にその上にラテラの DUALUXジャケット を着た。薄い ウインドブレーカー をザックの中に入れ,頭には夏用の ハット を被った。 今日の靴は,夏用の TECNICA 6本刃の軽アイゼン をザックの中に持ったが,今日は出番はなかった。 ストック を2本ザックに着けて歩きだした。 ![]() 中禅寺湖の対岸には,雪を頂いた 奥白根山 が光っている。雲は全く見えない。文句なしの良い天気なのだが,気温が高いせいか,空 気の透明度が低く,なんとなく 霞んでいる ように見える。 ![]() 駐車場 にはまだ陽が差し込んでいない。木々もまだ 芽吹き前 だ。 ![]() 2019年に新しく出来た 船着き場 「大使館別荘記念公園」 の浮き桟橋は,湖底に着いてしまっている。今年は, 中禅寺湖が 異常な渇水状態 で,運行の始まった観光船も,桟橋に接岸できず,乗船下船が出来ない。 ![]() 狸窪の手前に アカヤシオ の木がある。咲いているかなと思って来たのだが,まだ蕾だった。 ![]() 湖畔に出て 社山 を見た。見える範囲,どこにも雪は見えない,この冬は雪が少なかったのか,雪が消える のが早い。身体が温まってきたので, ラテラのDUALUXジャケット を脱いだ。 ![]() 中禅寺湖が 渇水 のため,白い浜が広がっている。 ![]() 阿世潟 に着いた。駐車場から62分だった。やはり雪が無いと早い。 ![]() 更に30分で 阿世潟峠 に着いた。峠に着くと直ぐに 富士山 を探す。 でも今日は,地平が霞んでいてその姿を見ることは出来なかった。 ![]() 少し移動して,見晴らしの良いところに出ると, 山頂方向 が見渡せる。 ![]() ここは風が当たらないので 暑い ダクロンの半袖シャツを脱いだ。 ![]() 雨量観測用のアンテナ のあるピークまで来て休憩した。 男体山 がよく見える。 ![]() 社山キレット を越えて,山頂に続く尾根を登る。太陽が照りつけて暑いが,時々吹く風が気持ちいい。 ![]() ダケカンバ の芽吹きもまだだ。交差する枝の後ろに 奥白根山 風が強くなってきた。さすがにシャツ1枚では寒くなったので,ウインドブレーカーを 着た。 ![]() 男体山の山頂付近 を望遠レンズで捉えた。一昨日に降った雪で白くなっている。 ![]() 天上の散歩道 いつもは,ここまで来るとかなりバテバテなのだが,今日はまだ余裕がある。 ![]() この ロックガーデン を越えれば山頂はまもなくだ。 ![]() 山頂 に到着した。駐車場から 3時間14分 掛かった。雪の無い時期としては標準的なタイムだ。 ![]() スマホ に, ワイドレンズ を付け, 自撮り棒 を使えば,この程度の範囲が撮せる。 ![]() 山頂で,自宅の妻に LINE し, FB に写真を載せた。昼食には早い時間なので,少し降って,いつもの場所で昼食をとること にして山頂を後にした。登るときには苦しい斜面なのだが,降りで見渡すと,その高度感がたまらな い。 風が強くなってきた。時折,ゴーツと大きな音を立てながら風が吹き付けてくる。身体 を持って行かれるほどではないが,音が少し怖い。 ![]() いつもの場所で昼食を食べ, 阿世潟峠 に向けて下山を続けた。ここ,アンテナピークの東斜面が,この登山コースでの最も高度 差のある斜面だ。 約110mの標高差 のあるこの斜面は,登るときはもちろんだが,降るのも大変だ。 ![]() 阿世潟峠 まで降りてきた。 ![]() 阿世潟峠 から 阿世潟 まで25分 ![]() 湖畔を,歌ヶ浜駐車場に向かった。途中, マンサク が咲いていた。 ![]() 駐車場 に戻って来た。車は更に増えていた。 ![]() 今日一日楽しく歩かせてもらった 社山 が,シルエットになった。 ![]() 今日一日,見守ってくれた 奥白根山 に,雲がかかり始めた。 ![]() 今日は一日良い天気だった。稜線では,時折 強い風 が吹いたが,痛いほどの冷たさはなかった。確かに,この時期は,雪も無く花も無く,見 るべきものはないようだが, この山,この景色 こそが一番の魅力なのだ。 社山 は,いつ来ても何度来ても良い山だ。 昨年は, コロナウイルスの感染防止 のために登山を自粛していたため,体力がかなり落ちてしまった。しかし,このまま老い 朽ちて行くのはいやだ。 先々週の 茶臼岳 ,今回の 社山 と,今まで通りに歩けたので,少しだけ自信が復活してきた。昨年は行けなかった山で, 今年こそ行きたいと思っている山がいくつかあるので,今後のコロナウイルス感染の状況にもよるが, なんとか行けると良いと思っている。 |