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高 山 2022年(令和4年) 4月 2日(土) |
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コース・タイム 宇都宮自宅(6:01) ⇒ 竜頭の滝上P(7:07) 駐車場(7:47) → 尾根上(8:43) → 最低鞍部(9:49) → 頂上(10:55−11:17) → 最低鞍部(12:04) →昼食(12:40-13:10) → 尾根東端(13:41) → 登山口(14:45) → 駐車場(14:38) 駐車場(14:55) ⇒ 宇都宮(16:10) 同行者 単独 |
久しぶりに,日本列島中央部が高気圧に覆われるというので,3月4日以来,ほぼ1ヶ月
ぶりに
高山
に登ることにした。前回は,雪が深く,踏み抜きや急斜面の大雪に苦労したので,今日は
環かんじき
を準備してきていた。 今日は予報通りに天気は良く,日光道路からは 女峰山 がきれいに見えた。 ![]() いろは坂の 第二明智トンネル を出たところからは, 奥白根山 が真っ白に見えた。 ![]() 中禅寺湖岸からは 社山 がきれいに見えたが,まだ雪はたっぷりとあり,簡単には登れそうにない。 ![]() 自宅を出て,1時間と少しで 竜頭の滝上駐車場 に着いた。まだ停まっている車はなかった。 ![]() 駐車場の車外温度は 氷点下7℃ を示していた。今朝は,この時期としてはかなり冷えたが,風がないので寒さは感じない。 ![]() 車の中で,朝食を食べ,身支度をした。 今日の服装は,ボトムは CWX に 冬用のトレッキングパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を着た。頭には夏用のハットを被り,靴は夏用の TECNICA を履き,6本爪の軽アイゼンを付けた。前回はピッケルだけを使ったのだが,今日はスト ックもザックに取り付けた。 環かんじき は,積雪も多くはなく, 雪も締まっているようなので,車に置いていくことにした。 ![]() 駐車場に停まっている車は, 私の車1台 だけだ。 ![]() 登山口 雪は少なく,笹が見えている。前回は笹は雪で覆われ,見えなかった。 ![]() 前回は,途中まで夏道を行ったのだが,今日はいつもの この尾根 を登ることにした。 ![]() 順調に登って,この尾根の シンボルツリー までやってきた。 ![]() 主尾根の東端 まで登り着いた。駐車場から55分かかったが,積雪期としてはまあまあのタイムだ。 ![]() 主尾根を進み, 夏道との合流点 までやってきた。雪は,足が潜るほどではなく,歩きやすかった。 ![]() 三本指の足跡 があった。三本指は鳥類の特徴だが,比較的大型の足跡なので,どんな鳥だろうか。 ![]() シャクナゲ は,まだ葉を丸めている。 ![]() 最低鞍部 を過ぎ,最後の登りに掛かった。通常は,この斜面を斜めに横断して登っていくのだが, 今日はトレースが無い。かなり雪も深いので,横断は諦め, 斜面の右側 を登っていくことにした。 ![]() 土の むきだしになった所 をつないで登っていく。傾斜が急なので,両手を突き,四つん這いで登っていった。 ![]() 斜面の雪 はかなり深い。 ![]() 斜面を登り切って, 頂上に繋がる尾根 に着いた。振り返って見た。 ![]() 少し進むと, 山頂標識 が見えた。 ![]() 頂上直下の斜面 に1時間以上掛かってしまい, 駐車場から3時間10分 ほどかかった。山頂は日当たりが良いので雪解けが進んでいた。 ![]() 南には,樹間に 中禅寺湖 が見える。ここで自宅の妻にLINEし,FBに写真を載せた。昼食は下山途中で食べる ことにして,少し休憩しただけで下山を開始した。帰路は,往路を戻ることにした。 ![]() 途中で, ドローン を飛ばして 写真撮影 をしている人に出会った。西から登ってきたと言っていた。今日一日で出会った人はこの 人だけだった。 ![]() 私が登ってきたときの足跡 があるので,そこを下ることにした。 ![]() 途中で 振り返った。 雪が解けているところもあるが,谷の雪はまだ深い。 ![]() 途中で, 倒木に腰を下ろし昼食にした。 休憩後主尾根を東端まで進み,そこから急斜面を下った。間もなく, シンボルツリー まで下ってきた。 ![]() 尾根は狭くなり,傾斜もきつくなった。大きな段差を降りようと, 径15cm ほどの木に手を突いて,力をかけたところ,ボキッと音がして 根元から折れた。 木を掴んだまま3メートルほど落ちて, 顔面から 大きな木にぶつかって止まった。 顔面に痛み が走り,ダラダラと 血が流 れた。しばらくは何もできず,少しして気分が落ち着いたところで,ティシューで血を拭 き取り,鼻血を止めるために,ティシューを丸めて鼻に詰めた。しばらくして血が止まったので,少 しずつ下山を始めた。 間もなく,登り口まで降りてきた。 ![]() 駐車場まで戻って来た。運転席のルームミラーで改めて傷を調べ,濡らしたティシュー で血を拭いた。 バンドエイド を貼って,身支度を解いた。自宅の妻に電話し,車をスタートさせた。 ![]() 怪我をしたのは残念なことだったが,この程度の怪我で済んだのは 不幸中の幸い だった。掴んだ木が枯れていて折れると言うことは良くあることなので,十分に注意して いたのだが,やはり甘く見ていたのかもしれない。 |