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 小田代原 

2024年(令和6年) 11月29日(金)



コース・タイム

11月29日(金)
 宇都宮自宅(9:28) ⇒ 赤沼駐車場(10:39)
  駐車場(10:55) → 石楠花橋分岐(11:30) → 小田代原東分岐(12:01) → 市道(12:07) 
  → 小田代原休憩所(12:06-25) → 昼食(12:40-53) → 市道(バス乗車 12:58) → 赤沼バス停(13:06)
 赤沼駐車場(13:15) ⇒ 小西ホテル着(13:31)

11月30日(土)
 小西ホテル発(9:02) ⇒ ロマンチック村(10:06-34) ⇒ 自宅(11:006)

同行者
    妻

 奥日光小西ホテル から,リピーター向けの特別企画のハガキが来た。そこで,宿に入る前に 戦場ヶ原 を歩くことにした。5月以来の戦場ヶ原だ。いろいろコースを考えたのだが,風の弱い林間を歩いて 小田代原 まで行き,帰路は時間が合えばバスで帰ることにした。
 宇都宮 を出たときから,上空は晴れているのだが, 日光の山 には雲が被っていた。 いろは坂 の第二明智トンネルを出たところから見える 奥白根山 も今日は見えなかった。


 中禅寺湖畔 まで来ると,対岸に 社山 の姿が美しく見える。あそこにもしばらく登っていない。今の体力では登る自信が無い。


 赤沼の県営駐車場 に着いた。昨年まで無料だった駐車場も 今年から有料 になった,駐車券は発行されず,入車時にナンバープレートを撮影して記憶し,出車時に再度ナンバープレートを 撮影し料金を請求するシステムだ。慣れるまでは面倒だが,同じシステムを採用している他の駐車場と共通の 一日料金 を利用することもでき,便利になるはずだ。


 赤沼茶屋 の前で,国道120号を渡る。 奥白根山 方向からは雲が湧き出している。その下では雪も舞っているようだ。


 赤沼川 に沿って 小田代方面 に向かう。赤沼川は,少し先で 湯川 に合流する。


 道ばたには大きな 霜柱 が立っている。足で踏み潰した跡があるが,その感触を味わうために,踏み潰したくなるのは万人共通の心理なのだろう。


 湯川を 太鼓橋 で渡って 小田代原 に向かう。太鼓橋の上から見た穏やかな流れは,もう春が来たと錯覚させられる。


 クマザサ が元気に葉を広げている。クマザサは 熊笹 ではなく, 隈笹 なのだ。葉の周囲が白く 隈取り されているから クマザサ となったのだ。


 戦場ヶ原の湿原は, 樹林帯 に囲まれている。この林は, ミズナラカラマツ が混ざって生えている。林の中は風も弱く,穏やかだ。


 日光地区の ニホンジカ は,1980年代後半から増加し始め,その頃から 戦場ヶ原周辺 でも ニホンジカ の姿を見かけることが多くなった。これに伴って 小田代原戦場ヶ原 の貴重な植物が食い荒らされ,その数が急激に減少してきた。このため,1998年に 栃木県 が,植生保護などを目的に,小田代原の周囲に 電気柵を設置した。
 このシカ防御柵の効果は直ぐに現れ, 小田代原 では,何種類かの植物の 増加 が確認された。このことを受け, 環境省 は, 戦場ヶ原を取り囲む 全長14.8キロに及ぶ シカ侵入防止柵 を設置した。工事は2001年10月1日から翌年1月9日までかかって完成した。柵は,景観に配慮し,立木と一部 丸太を支柱として特殊なネットを張った形で設置された。総工費は,1億4,400万円だった。ただし,この ネットは恒久的な物ではなく,シカの生育状況と,植生の回復状況を調査し,必要が無くなったと判断した時点 で撤去される。
 この写真の部分では,栃木県が最初に設置した 電気柵 と環境省が設置した 侵入防止柵 とが二重になっていたが,環境への負荷を考え,栃木県が設置した 電気柵は撤去 し,環境省の設置した防御柵のみにした。電気柵の通過には大きな 回転ドア があったが,今はそれも無くなった。現在も, 日光パークボランテイア などによって,植生の回復やシカの生育状況などをモニタリング調査し,専門家の会議によって,柵の撤去時期を検討 している。


 小田代原 は,ほぼ全周に 木道 が設置してある。ここはその東側の入口。ここから右に回れば小田代原を一周できるのだが,今日は左に行き, 市道1002号線 に出て 小田代原休憩所 に向かう。やはり風が強くなってきた。


 白いものが舞っていると思っていたら,だんだんとその量が増え,吹雪の様相を呈してきた。


 小田代原休憩所 で昼食を食べようとしたのだが,風が強く,とても寒い。樹林の中では風が弱かったことを思い出し,少し戻って 樹林の中に入り 昼食をとることにした。樹林の中の木道に腰をおろし,昼食にした。でも,とてものんびりしている状況ではなく, おむすびと豆大福だけを食べ,腰を上げた。再び市道1002号線に戻ったところで, 赤沼車庫行きのバス が来たので手を上げてバスを停め乗車した。赤沼駐車場では,こんなに寒いのに, 修学旅行 と思われる小学生がバスを降り,戦場ヶ原に向かっていった。


 宿のチェックインの時間にはまだ早いのだが,他に行くところもないので,宿に向かうことにした。国道120号 の先には 三岳 が見えているが,雲の下では雪が舞っているようだ。


 戦場ヶ原と湯元の標高差 は100mもないのだが,天候は大きく異なる。ここでは,雪の舞う量もかなり多く,ホテル玄関前の芝生は白くな っていた。


 その夜は,同じような状態が続き,朝方までには 数センチ 積もったが,風が強かったので車の屋根には積もっていない。


 時々,ゴーッと音がして雪が吹き付けてくる。真冬と変わらない。


 車に積もった雪。


 ゆっくりと宿の朝食を食べ,一休みしてから,帰宅の途についた。風と雪は弱くなってきたが,宿を出るときも続 いていた。 3年ぶりに,スタッドレスタイヤで雪道を走った。 いろは坂を下りると,雪は止み,路面も乾いていた。
 宇都宮に着いて,道の駅 宇都宮ロマンチック村 に寄って,野菜等を買って帰った。寒かったが,楽しかった。

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