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社  山

2014年(平成26年) 5月4日(日)


コース・タイム
 宇都宮(5:45) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:35-朝食)
  駐車場(7:01) → 狸窪(7:33) → 阿世潟(7:53-8:01) → 阿世潟峠(8:22-26) → 電波塔(8:56) → 山頂(10:02-昼食-27) → 電波塔(11:00) → 阿世潟峠(11:29) → 阿世潟(11:42-50) → 砥沢(12:26-35) → 駐車場(12:50)
 歌ヶ浜駐車場(13:00) ⇒ 宇都宮(14:10)

同行者
 単独

 好天の天気予報を信じて,奥日光の 社山 に登ることにした。1月の 不整脈 の出現以来,山から遠ざかっていたので,登れるかどうか不安だったが,ダメだったら引 き返すことにして出かけることにした。今回は単独行だったので,万が一のことも考え,登山者が多 いと思われる 日曜日 に実施した。
 宇都宮 の自宅を5時45分出て, 歌ヶ浜の駐車場 には約50分で到着した。 日光宇都宮道路 は,車が多めだったが混雑するほどではなかった。
 歌ヶ浜の駐車場 からは,中禅寺湖の対岸に残雪を頂いた 奥白根山 が,朝日を受けて輝いていた。


 歌ヶ浜の駐車場 にはたくさんの車が停まっていた。その大半は 釣り客 のものだった。 中禅寺湖 の釣りは,魚への放射性物質の蓄積が多いため,釣った魚の 持ち帰りは禁止 されている。それにも拘わらず,これだけの釣り客が来ていることに驚いた。


 今日登る 社山 がピラミダルな姿を見せていた。

 身支度を整えて,駐車場を後にしたのは午前7時。カメラを望遠にして, 奥白根山 のドームを覗いたら,雪解けがかなり進んでるようだった。 昨年5月18日 に奥白根山に登ったとき (→レポ)には, もう少し雪が多かったように思う。

 中禅寺湖スカイライン のゲート前には駐車スペースがあるのだが,今日は,駐車スペースに入りきらずに,はみ 出した車が 路肩に駐車 していた。

 釣り人 が,腿まで水の中に踏み入って竿を振っていた。

 中禅寺湖と男体山

 アカヤシオ が咲き始めていた。

 奥白根 を背景にして アカヤシオ が咲く。

 アカヤシオ の明るいピンクが如何にも春らしくて好きだ。

 狸窪 湖舟 と言う民宿が12年春まで建っていたのだが,その後取り壊された。その跡地に, 新しい建物 が建っていた。民宿が営業を再開するのだろうか。

 狸窪から先は 砂利道 になる。

 日陰にはまだ が残っていた。

 駐車場 から約50分で 阿世潟 に着いた。まあまあのタイムだった。ここで小休止して,峠に向かった。

 ミズナラ林 は芽吹き前なので陽光が差し込んで明るい。

 登山道 は最近整備されて,歩きやすくなった。

 阿世潟から約20分で 阿世潟峠 に着いた。

 ここから 尾根歩き が始まる。時折吹いてくる風はさすがに冷たい。

 霞んではいたが, 富士山 の姿が見えた。肉眼ではもっとよく見えたのだが, 写真にすると この程度にしか写らない。画像を処理し,コントラストを上げてある。

 気温が低いので足元の 霜柱 が融けないで残っている。


 山頂とおぼしきピークが見えるのだが, あそこは山頂ではない  山頂はもう少し奥で,ここからはまだ見えない。

 稜線にも アカヤシオ が咲き始めていた。

 カラマツ も芽吹き始め,微かに緑色かかって見える。

 カラマツ の新芽はかわいい。

 振り返ると, 中禅寺湖 が目の下に見える。

 右から, 男体山,太郎山,山王帽子山

 中禅寺湖 の対岸に 栃窪浜 が見えた。あの浜にある オオヤマザクラ は,間もなく咲くのだろう。今年は咲くタイミングを計って行ってみようかな。


 雪を頂いた山 はきれいだ。何度でも写真に撮りたくなる。

 奥白根山 のドーム。手前の山は 白根隠山

 山頂を目指して 穏やかな尾根 を歩く。ゆっくりと,自分の心臓の鼓動を感じながら歩く。素晴らしい時間だ。

 もうじき 頂上 だ。

 山頂記念  頂上に立ったのは,昨年の9月21日以来 7ヶ月半ぶり だ。

 頂上 で昼食を食べ,ゆっくり休んでから,下山にかかった。

 山頂から1時間15分で 阿世潟 に,更に1時間で 駐車場 まで戻った。
 久しぶりの登山だったが,ほぼ標準的な時間で往復ができた。足や腰の痛みも出ずに, 楽しい山歩きができた。不整脈も,行動中は全く感じられず,少し安心した。また近いうちに何処か に行きたい。

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