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ギンリョウソウモドキ 銀竜草擬 アキノギンリョウソウ 秋ノ銀竜草 イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属 |
北海道・本州・四国・九州に分布し,林中のやや暗い場所に生育する。 8〜10月にかけ,地下茎から地上に花茎を形成し開花する。花茎には鱗片状の葉を密 生し,先端に一個だけ花をつけること,花は横かうつむきに咲くこと,全体が透明感のある白である こと,いずれも ギンリョウソウ と同じである。 ただし、ギンリョウソウより数はずっと少ない。 ギンリョウソウ と ギンリョウソウモドキ の違いは、前者が液果になるのに対し、後者はサク果になる,花弁の縁がギンリョウソウ ではなめらかであるのに対して,ギンリョウソウモドキは細かく裂ける特徴がある。 初夏に咲くギンリョウソウとの大きな 相違点は,季節が違うのと,花の後にも植物体が残ることだ。 シャクジョウソウ科 として独立させる分類もある。 2003.08.22 八ヶ岳美濃戸 |