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ハクサンコザクラ
白山小桜
サクラソウ科 サクラソウ属

 本州(白山〜飯豊山)に分布し,高山の雪田周辺などに生育する。茎の高さは5〜17cm で,花茎の先に紅紫色の花を2〜6個つける。
 花びらは高坏形で5つに裂け,各裂片はさらに2つに裂ける。 ハクサンコザクラ は白山で最初に見つかったことからその名が付いた。
 高山性の サクラソウ は数が少なく,中部地方の高山でアルプスと名の付く山で見られるのは,ハクサンコザク ラだけだ。しかし,南アルプスや八ヶ岳では見られない。
 葉が内側に巻くのがハクサンコザクラの特徴。北海道には近縁の エゾコザクラ がある。


 2010.07.28  会津駒ヶ岳


 2003.08.07  白山


 2007.07.24  白馬岳


 2016.07.24  会津駒ヶ岳